子供の忘れ物や落とし物
株式会社石黒金属製作所の北山です。東大阪市で製缶、鈑金、溶接業をしています。
うちの長男は、昔から忘れものや落とし物が多くて、小学3年生になってもなかなか減りません。
大らかな性格で細かいことはあまり気にしないと言えば聞こえは良いですが、気にしないが行き過ぎてるところもあります。
昨日も、朝から宿題の音読をして、ソファにそのまま国語の本を忘れて学校に行きました。
長男の気にしない性格エピソードは色々あります。
スイミングスクールから帰ってきたら、片足靴下履いてない、違う子の水泳パンツが入ってる、水中メガネが入ってない等は日常茶飯事です。
靴下が片方ないないとずっと言っていて、失くしたと諦めていたら、お風呂に入る時にズボンを脱いだら、ズボンの足を通したところに靴下がずっと引っかかっていたこともあります。
学校からの帰り道、体操服、通学帽を落としてきます。うちの奥さんは、マンションの管理室の人から、落とし物が届いてますとよく連絡を受けて、最近は名前と顔を覚えられて恥ずかしいといいます。
幼稚園の時、帰ってきて今日はズボンがキツくて動きにくかったと言ってました。成長期だから、ズボンがキツくなったのかなとかおもったのですが、脱いでみたら下にパジャマを穿いたままズボンを穿いていました。
パンツ、パジャマ、幼稚園のジャージと穿いていて、流石に普通は気付くよなっていうのも、本人は全然気がついてなかったり。
一体誰に似たのか、と奥さんと言い合いになりますが、自分はどうだったのかというと、忘れ物はあまりしてなかったように思います。
それは、学校に全部の本や道具を置いて帰っていたし、ランドセルの中にも常に一杯入れていたからだと思います。
机の中のお道具箱の奥には、カチカチになったパンが入っていて、学期末に、カチカチのパンが出てきて、友達と盛り上がってました。
学期末には、お道具箱や体操服やいろんな物をすごく大きな手提げ鞄に入れて持って帰りました。
重いので引き摺って持って帰って母親に怒られたり、クラスの世話焼きの女の子持ってもらって帰ってきて、母親が女の子達に謝っていたりしました。
ぼんやりと生きていたので、その頃の記憶はほとんどないのです。
唯一覚えているのは、帰り道、そのめちゃくちゃに詰め込んだ鞄からコンパスの針が鞄を貫いて突き出していて、太ももに刺さって痛かったことです。
とにかく要約すると、僕も人の事言えない、相当ガサツな性格だったのです。
しかし、不思議と大人になるにつれて、どこでどうなったのか、先の予測できることは予測して、忘れないようにメモしたり、準備したりできるようになりました。
予測出来ない、至らない事は経験して学ぶしかないですが、未来に活かそうと取り組めます。
長男は、いつそうなるんだろうか、そんな日がやってくるんだろうか、そんな日を楽しみに待っています。
とりあえず、身の回りの整理整頓から始めたら?と言うと、長男は家の本棚にあった「整理整頓の本」を取り出してじっと読んでいました。
そして、その本を床に放り出してどこかに行きました。そして整理整頓を始めようとしていました。
それから1日経ってもそのままだったので、面白くて写真におさめておきました笑
捨て置かれた本を注意するのもいいけど、今回は整理整頓の本を読んで、なんとかしようと言う前向きな心を評価したいと思います。
評価するとか、偉そうに。コンパスの針が太ももに刺さってたくせに。
そんな僕が何を言ってるのかと自分でも可笑しくなります。
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