カブトムシが死んでしまった
株式会社石黒金属製作所の北山です。東大阪市で製缶、鈑金、溶接業をしています。
台風が過ぎ、なんとなく夏が終わり、少し肌寒くなってきました。
そんな日に、3匹いるカブトムシのうち1匹がついに死んでしまいました。夏の終わりと共に去っていってしまい、とても寂しいです。
段々と動きがスローになってきていて、あまり木屑の中に潜らなくなっていたのでそろそろかなぁって気はしていました。
僕よりも奥さんが寂しい寂しいと言っていて、1番可愛がって世話していたのは奥さんなので、しょんぼりしていました。
子供達は哀しむのも束の間、死んだカブトムシをツンツンしたり、色々触って、身体の構造が気になっているようでした。とりあえず、土に埋めてみんなでさようならしました。
奥さんが、カブトムシは我が家に来て幸せだったのかな、と聞いてきました。
幸せという概念は、人間の主観かなと思うので、正直わからない。とりあえず外敵がいない、いつでもお腹いっぱいご飯が食べられる環境は提供できた。としか言えないな。と格好つけていってみました。
格好つけて言った僕を、なんとなく奥さんはスルーしました。
奥さんは、カブトムシが夜に餌を食べている時に、よく後ろ脚をジタバタさせていると言っていました。
奥さんが不思議に思って、調べてみたら、カブトムシはグルメで、餌のカップに顔を突っ込んで、後ろ脚をジタバタさせてるいるのは、最高にご機嫌な瞬間だからだそうです。
死んだカブトムシのいた虫かごを整理していると、餌が少し減っていて、死ぬ前までご飯を食べていたのがわかりました。
死ぬ間際までご飯食べてたのかぁと思うと、最期まで食を堪能して、グルメに死んでいったのかもしれません。
それは人間の主観で、俺は閉じ込められてやけ食いするしかなかったのさ、、、とカブトムシが言ってるかもしれません。
おやすみなさい。
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