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インデアンカレー

株式会社石黒金属製作所の北山です。東大阪市で製缶、鈑金、溶接業をしています。

暑い日が続いていて、スパイスを求めて、ものすごくインデアンカレーが食べたくなっていました。

インデアンカレーは大阪の有名なカレーで、最初甘いと感じて、その後辛さの波が押し寄せてくる独特のカレーです。

インデアンカレーを阪急の三番街の地下ではじめて食べた時は、甘くて辛くて、後から辛くて辛くてもう2度と食べるかと思ったのですが、数日経って、なんか刺激的なグルメだったな。あれって美味しかったってことかな?なんだかもう一度食べたいな、うーん、また食べに行こう!となりました。

気がついたらまた食べたい、また食べたいとなり、いつの間にか好きなカレーになっていました。

辛すぎて子供達は食べられません。なので家族と食べにいくこともできないので、ひとりで食べる機会がある時にいきます。と言うよりひとりで食べに行ける機会をつくり食べに行きます。

普段は、クリスタ長堀のお店に行きます。クリスタ長堀のお店は、カレー以外にもカレースパゲッティや、ミートソース、ピラフもあります。ハヤシライスもあったかな。インデアンカレーの店舗の中では、メニューのバラエティ豊富なところから軟派な感じがします。

インデアンカレーの阪急三番街のお店は、独特のピンと張り詰めた空気があって、レジの人から、ご飯やカレーをよそう人、ピクルス出す人、なんなら水を入れる人まで、澱み無い流れがあり、所作が良くて無駄のない感じがします。インデアンカレーのプロという感じがして、硬派なお店です。

そのプロたちの所作を見ていても飽きないのですが、お店が混んでいるので、カレーがサーブされたらすぐ食べないといけません。

辛い辛いと思いながら、シュバババとテンポよく食べないといけません。そうしないと、梅田のたくさんの並ぶ人をうまく捌けないのかもしれません。

タラタラ食べていると、待っている人のはやく食べろ、はやく席を空けろという視線が痛い気がしてきて、テンポアップして食べてしまいます。

三番街のお店には、カレースパゲッティとかなかったと思います。なんかカレーにスパゲッティをかける様な邪道なものがないのも硬派な感じがして、ピンと張り詰めた空気を醸し出す要素になってそうです。しらんけど。


ロゴもレトロで良いですね。

その点、クリスタ長堀のお店はカレースパゲッティもあるし、めちゃくちゃ混んでないし、少しゆるい雰囲気もあって、ゆっくり食べられるので良いです。

邪道なメニューと言いましたが、カレースパゲッティも一度食べてみましたが、なんとも言えず美味で、最近はスパにするかライスにするか悩みながらお店に向かいます。

頼む時は、ルーが少し少なめなので、ルー多めの、ピクルス大にします。ピクルスが辛さの緩衝材になっていて、カレーを食べて辛い、ピクルスで緩和、カレーを食べて、ピクルス、水、という流れになっています。

水もコップの半分くらいになると、すぐに店員さんが来て注いでくれます。よく水を飲むので10回くらい注がれる時があり、すみませんと何回も頭を下げてしまいます。

外食の良さは、そこでしか食べられないところに価値があると思います。インデアンカレーは、インデアンカレーのお店でしか食べられない味で、記憶に残ります。記憶に残るというか、中毒性があり、麻薬の様なとんでもないスパイスでも入っているのではないかと思います。

それでも良い、また食べたいと思わせるのがインデアンカレーというものです。

辛いけど、美味しいです。

でも、インデアンカレーの難点としては、食後はスパイスに刺激されて、甘いものを食べたくなり、また甘いものを食べた事により、塩辛いものを食べたくなり、結果的に甘い、辛いを繰り返して食べてしまい、また太ってしまうというところがあります。

それでもまあ良いんじゃないかと思わせる魅惑の味です。

ではまた。


https://ishigurokinzoku.jp


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