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今月読んでよかった本 / 2020年1月
2020年も早いもので1か月がたったようです。
今年の大目標は「BE STRICT, BE CREATIVE」と定めました。
Me for this year - 今年の目標 pic.twitter.com/io4yLvH3I5
— Shunsuke Ishigaki (@ishigakiyama) January 5, 2020
ストイックにクリエイティブを追求する的なニュアンスです。
大目標を達成するための小目標もいくつかありますが、なかでも「読書習慣の復活」は必須項目にしています。
昨年は満足いくほど本を読めなかったため、12月から努力しなくても読書ができる環境作りを進めてきました。
その甲斐あって、職場が変わってバタバタしていた今月もコンスタントに読書ができています。
イノベーション・スキルセット
言わずと知れたTakram田川さんの著書です。(㊙展はやく行きたい)
現代の複雑で複合化した課題を解くために、「ビジネス」「テクノロジー」「クリエイティビティ」の3領域を結合させられるような人材像と、それにいたる道筋を示している本です。
デザインにフォーカスをしているのでデザイナーにはもちろん、ビジネスパーソンやエンジニアがどのようにデザインを理解し、身につけていけばよいのかということを、入門書として分かりやすく解説してあります。
アーツアンドクラフツ運動の話や、BTC型人材を目指す過程で必ず発生する越境の事例なんかが具体的に記されていて非常に参考になりました。
ジョナサン・アイブ
アップルの徹底したデザイン哲学を実践してきたジョナサン・アイブの全貌が書かれた本。
アップルというすごい企業を築いた功績の半分はもちろんスティーブ・ジョブズのものですが、残りの半分はアイブの功績だということがわかります。
あまりにも得るものが多く、WindowsからMacに乗り換えて1年しか経っていませんがアップルがさらに好きになってしまいました。
豊富な登場人物と様々な角度からの描写によって、ジョナサン・アイブとアップルのデザイン哲学が何によってもたらされているのかを知ることができます。
何度も読み返したいとても良い本でした。
なるほどデザイン
Designship2019のスピーチのなかで、最も胸に刺さったと言っても過言ではない、筒井美希さんの著作。
筒井さんのエディトリアルデザインの経験を元に、超々実践的な絵作りのコツが楽しく明快に書かれています。
世の中にはたくさんのデザイン入門書が存在しますが、この本は群を抜いて実践的だと感じました。
どこかイマイチだったデザインが、ADのアドバイスで急にプロらしい仕上がりになって感動するような経験がこの本には詰まっています。
自分のような、日々迷子になっている新人デザイナーにはもちろん、デザインに興味のある方ならだれでも楽しめることでしょう。
読書という荒野
幻冬舎代表の見城さんの著書。
「血で血を洗う読書をしている人間から発せられる言葉は血の匂いがする。」そんな感覚を持ちました。
"本を読めば、自分の人生が生ぬるく感じるほど、苛酷な環境で戦う登場人物に出会える。そのなかで我が身を振り返り、きちんと自己検証、自己嫌悪、自己否定を繰り返すことができる。読書を通じ、情けない自分と向き合ってこそ、現実世界で戦う自己を確率できるのだ。" (見城徹 - 読書という荒野)
読書によって人生を切り開いてきた人間の読書論、必読です。
個人的に、世界中の名作が随所で紹介されているのもすごくよかったです。
読んでよかった本、教えてください🙏
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