名刺作成覚え書き
こんにちは。石垣です。
デザイナーを名乗りつつ動画を作ったり写真を撮ったりしています。
ずっと前から作りたかった個人の名刺ができたので、その手順や、作ってみての感想などを書き留めておきます。
きっかけ
2019年の後半あたりから、ちょこちょこ個人でお仕事をさせていただく機会があったり、イベント現場で写真を撮ることが増え、そのときにお渡しできる自分の名刺があったらいいなと思うようになりました。
所属している会社の名刺もあるのですが、会社関係なく現場にいたり、そもそもあんまりカッコよくないからどうしたものか〜と思っていました。
そんな矢先、衝撃的にカッコいい名刺をいただいてしまいます。
その方の名刺は分厚くて、少し小さくて、プレス加工が施されていました。
「これを作ろう」
帰ってすぐにリサーチを始めました。
参考にした情報
普段デザイン系のノートを追っているので、名刺作成に関わる有力な情報がノートにあるのは知っていました。
そのなかで参考にさせていただいたのが、灰色ハイジさんのノートです。
大変わかりやすいノートのおかげで、作成する準備がはかどります。
事前に決めなければならないのは、「サイズ」「載せる情報」「レイアウト」「フォント」「印刷会社」「紙」「厚み」あたりだと判明しました。
ハイジさんありがとうございます!
サイズ
今回僕が作りたい名刺は、前述の「衝撃を受けたカッコいい名刺」です。
なのでサイズもそっくりそのまま真似をすることにしました。
測ってみたところ、「50 x 80mm」とわかります。
海外で主流とされている「51 × 89mm」よりも、さらにひと回り小さかったようです。
載せる情報
自分が載せたい情報を整理したところ、
・名前
・ポートフォリオのURL
・SNSのアカウント名
だけになってしまいました。
一般的であろう項目はハイジさんも挙げてくださっていましたが、
○ 名前(必要)
× フリガナ(名前をアルファベットにするので不要)
× 肩書(自分の肩書がよくわからないのでとりあえず不要)
× 会社名(個人の名刺なので不要)
× 電話番号(あんまり電話が好きではないので不要)
× メールアドレス(あんまりメールが好きではないので不要)
○ URL(ポートフォリオがあるので必要)
○ SNSのアカウント名(SNSをやっているので必要)
てな感じで好きに選び、今回載せたい情報は3つ。
「名前」「URL」「SNSのアカウント名」と決まりました。
レイアウト
レイアウトはとりあえずPinterestで。
載せたい情報が少ないことや、シンプルで要素の少ないものが好みなので、そっちの方向性で見てみました。
素敵なレイアウトがたくさんあるなかで、
「せっかく情報も少ないことだし、ロゴを入れたらすごく映えるのでは?」
と思い、前に作った自分のロゴを引っ張り出してきました。
Pinterestで見つけたいい感じのレイアウトを、自分が載せたい情報で作成し、名刺の画像に合成してイメージを確認します。
いい感じだったのでこれでいくことにしました。
フォント
レイアウトの部分と被ってしまいましたが、作成したときのIllustratorがHelvetica Neueの90%潰しに設定されていたのでそれを使用しました。
印刷会社
膨大な量の情報を1から調べるのは大変なので、信頼できる人がオススメしている情報をとりあえず鵜呑みにして、一度試してみることにしています。
今回は紙を凹ませる処理を行うのが目標の一つです。
ハイジさんオススメのオンライン印刷所で挙げられていた、黒林堂さんで作成してみることにしました。
紙に凹凸をつけるのは活版印刷の技術なのですね。
黒林堂という名前も素敵でテンションが上がります。
紙
白くて「紙感」を感じられるような紙を探したところ、
ありました。
表面のテクスチャーが強く上品な質感はクラシカルなデザインに相性が良く、表面のテクスチャーが強いので、非常に風合いのある紙です。
たった一文に「テクスチャーが強い」ことが二度盛り込まれていることからも期待が高まります。(色とテクスチャーの強さだけで選んでしまったことをあとで後悔する事になる。)
厚み
前述の「衝撃を受けたカッコいい名刺」は、
分厚くて、少し小さくて、プレス加工が施されていました。
とあるように、分厚さに衝撃を受けて作り始めたにも関わらず、制作の工程で厚みのことがすっかり頭から抜け落ちていました。
種類はお好みで選ぶとして、名刺において一番大事なのは厚さかなと思う。
ハイジさんもこう言っています。
なのに忘れていました。
このノートを書いていて気がつきましたが(遅)、黒林堂さんのサイトでは、紙の横に○○kgと記載があります。
用紙を選ぶときに書かれているkgは、紙を原紙サイズで1,000枚積んだときの重さで紙の厚さの目安となる。(ハイジさん)
ぼくの選んだ紙は「ヴィラージュ ホワイト 四六判206kg」
色とテクスチャーの強さで選んでいる場合ではなかった(激遅)。
印刷の枚数はデフォルトで50枚でしたが、カッコいい名刺が作れるぞと興奮していたのでもちろん100枚に変更しています。
名刺において一番大事なのは厚さ!
総評
厚さに関しては失敗してしまいましたが、それ以外はとても気に入っています。
SNSのアカウントは「Twitter」「Instagram」「note」の3つを入れました。
ピースオブケイクの加藤さん
がよくおっしゃっている、
「クリエイターの名刺にnoteが入るような世界にしたい。」
という言葉を聞いていたので、もし自分の名刺を作る機会があればぜひ入れたいなと思っていました。
その割にはnoteがアクティブに動かせていないので、これを機にドシドシ書いていきたいなと思っております。
名刺作成の注意点まとめ
最後に、おまけ程度の注意点です。
・厚さはとても大事なのでしっかりこだわろう。
・時間に余裕があるのなら見本用紙を取り寄せて触ってみよう。
・黒林堂さんはクレジットカード支払いに対応していないので注意しよう。
ご覧いただきありがとうございました🙇♂️
名刺をお渡しする機会がありましたらよろしくお願いいたします!
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最後まで読んでいただきありがとうございます🙇♂️