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「欅 銀彩三ツ組重ね椀 朱」(「3月のライオン」)

さて今日は、前回ご紹介したお椀の色違いです。こちらは、朱塗。

山中塗らしい、美しい木目が見える仕上げです。銀のラインも良いアクセントになっていますね。

重ねられますので、収納場所にも困りませんよ。

詳しくは、当店のホームページから、どうぞ。






さて、今度は、「3月のライオン」というアニメを見ました。2016年の作品。

「まどマギ」のスタッフが作ったらしいので、どんな感じなのか気になり、見てみました。

有名な作品ですので、ストーリーは、皆さんご存じですよね。

主人公である桐山零は、15歳でプロ棋士となったがために天才と呼ばれ、そのため、孤独を抱えて生きていました。

そんな彼が、偶然、下町に住む3姉妹に出会ったことから、徐々に自分を取り戻していく、みたいな話です。

映像は、いかにもシャフトな感じで芸術的ですね。

でも、マンガの雰囲気を重視した結果なのでしょうか?どうにもテンポが良くないです。

それに、自分は、将棋に興味はありませんし、天才でもありませんので、全く主人公に感情移入できません。だんだん眠くなってきました。

しかし、第2期、3姉妹の次女ひなちゃんが、いじめに巻き込まれるエピソードには、引き込まれましたね。

単に、いじめられ酷い目にあわされたけれども、周りの人たちの助けもあって、何とか立ち直りました、というだけのエピソードではありません。

けっこう尺を取ってありまして、いじめとは結局のところ何なのか?いじめている人間は、深層心理において、何を感じているのか?までも、しっかりと描かれていました。

将棋に興味のある人、青春ものが好きな人、よりも、いじめ問題に関心のある人にこそ、見ていただきたい作品でした。



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