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「iPhone13カバー 波」(「ひぐらしのなく頃に」)

さて今日は、前回ご紹介したアイフォンカバーの柄違いです。

こちらは、「波」。

葛飾北斎の「富嶽三十六景」の中の一枚です。

詳しくは、当店のホームページから、どうぞ。






さて、今度は、「ひぐらしのなく頃に」というアニメを見ました。2006年の作品。

これは、できることなら見たくありませんでした。

なぜなら、レヴューを見ると、ホラーとかグロとか書かれていたからです。自分、怖いのはダメなんですよ。

しかし、そうは言っても有名な作品ですので、無視するわけにもいきません。しょうがなく見始めました。

なんだか気味の悪い話ですね。

舞台は、昭和58年の6月。雛見沢という村に、圭一という高校生が引っ越してくるのですが、そこで、オヤシロ様の祟りだという奇怪な連続殺人事件に巻き込まれていきます。

村ぐるみで何かを隠しているらしいのですが、一番怪しいのが、圭一のクラスメイトの竜宮レナ。

最初は天然キャラな感じなのですが、段々と内に秘められていた狂気が表れてきまして、これがメチャクチャ怖い!

しかし、一体どうなるんだろうと思っていたら、わずか4話目で主人公が死んで終わってしまいました。え?

5話目からは、時間が戻り、また圭一が主人公ではありながらも、別ヴァージョンの話が始まりまして、これまた4話目で、圭一が死んで終わります。え?え?

訳が分からなかったのですが、第一部の最後で、ようやく見当がついてきます。

これ、主人公は圭一ではなくて、梨花ちゃんなのですね。

梨花ちゃんは、雛見沢の神社の巫女さんなのですが、彼女もまた物語の最後には必ず悲劇的な死を迎えます。

すると、何か不思議な力が働きまして、彼女を過去に連れ戻すのです。

第二部の解決編になりますと、この、必ず悲劇的な死で終わる昭和58年の6月を、彼女はいかにして乗り越えるのか?がコンセプトだというのがはっきりし、ぐんぐん面白くなっていきます。

なぜ、梨花ちゃんは必ず殺されるのか?犯人は?その目的は?

まぁ、一言でいうと横溝正史なんですけどね。

ある人里離れた村で、その土地の伝承に基ずく連続殺人事件が起き、最初は祟りだと言われるのですが、実は人間が犯人で、でも、その犯人には、悲しい過去があり・・・というパターン。

でも、梨花ちゃん、圭一、そして、レナちゃん(実は、メチャクチャ良い子だった!)といった仲間たちが一致団結して巨悪に挑むという展開には、ハラハラさせられました。

今更ですが、傑作!

第一部は、アニメでそこまでやるか?っていう位に残酷で、参りましたが、トータルで考えると、実に良いお話です。

未見の方は、ぜひ、どうぞ。






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