上手くいかないときにどう頑張るか
先日、元チームメイトの後輩と会って、いろいろと話をしていく中で、「メンバーには入るけど、そこから試合に出ることができない」という話を聞きました。
あるあると言えば、あるあるなのかもしれません。
シーズンを通してメンバーがある程度固定されることはよくあります。
「メンバー外のときや試合に出ることができないとき、どうやって乗り越えますか?」と聞かれたので、私なりの考えを答えました。
反面教師
まず、このような状況に置かれたとき、ダメになっていく人を何人も見てきました。(言葉は悪いですが、腐ると表現することもよくありますね。)
試合に出ることのできない理由を他人や環境のせいにして、最悪の場合、周りの人を巻き込みます。
そうはなりたくない。
この気持ちが1番大きいかもしれません。
苦しくて、納得がいかなくて、逃げたくなります。
でも、何かが劣っているから試合に出ることができないわけで、めちゃめちゃサッカーの上手い人なら絶対に使われるはずです。
だから、何かが足りないのです。
その何かが足りない自分を認めて、努力するしかないと思っています。
(明らかに評価基準がおかしい時は、周りに相談したりその環境から逃げても良いと思います。)
先輩方の存在
反面教師とは逆に、同じ状況だったときに、めちゃめちゃ頑張っていた先輩方の姿も見てきました。
そんな先輩方の姿を見てきたら、練習中手を抜いたり、不貞腐れたりしている暇なんてないです。
(逆に、試合に出ているときは、チームの代表としてピッチに立っているんだという意識を強く持つようになりました。)
そういった先輩方のように、チームの為を考え行動しなければならないと思っています。
また、
“試合に出てないけど練習では手を抜かずにチームのことを支えているベテラン"
1番この立場にいる人がすごいし、チームの中で重要な役割を担っているということは、サッカーというスポーツを20年以上やってきて、痛いほど分かっています。
私もベテランと呼ばれる年齢になってしまいました。
でも、正直、ベテランだけどこの立場にはなりたくない。
試合に出たい。
試合に出て、チームの勝利に貢献したい。
自分が活躍してやるんだ。
この気持ちは常に持っています。
チームの為を思い行動する心と、向上心と野心が大切だと思います。
(まだまだやってやるぞ。)
共に戦う同志がいる
私には同志が沢山います。
(そう思っています。笑)
例えば、チームメイトにも同じ境遇の人がいるし、他のチームにも同じ境遇の人がいると思います。
そのほかにも、頑張っているのに努力が報われない人、なかなか評価してもらえない人、思うような結果が出ない人、世の中には同じような状況の人が沢山います。
そんなときに、あの人だって頑張ってるんだから、私も頑張ろうって思うのです。
居る場所は違うかもしれないけれど、「一緒に戦おう」って思います。
私の周りの人や私を知ってくれている人にもそう思ってもらえると嬉しいです。
試合に出てなかったけど、最近試合に出るようになったな。あの人、努力したんだな。私も頑張らないと。
そんなふうに思ってもらえたら嬉しいなって。
...
人なんて、自分が調子の良いときは、何だって頑張れるし、周りのことだって気を遣える。そんなの当たり前です。
"上手くいかないときにどう頑張るか"
これは私が小学生くらいの頃に、母が言ってくれた言葉なのですが、今でも時々思い出します。
(小学生の私によく言ったなって思うけど。笑)
今の自分の行動が未来の自分をつくるから、どう行動するかで、今後が変わってきます。
上手くいかないとき、環境や他人のせいにせず、常に自分に矢印を向けたいものです。
石田みなみ
SNS各種/お問い合わせはこちらまで☟
https://lit.link/ishidaminami
気になる!応援したい!と思っていただけたら、もしよろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、今後の活動費とさせていただきます😊