石田裕子(サイバーエージェント専務執行役員)
2004年新卒でサイバーエージェントに入社。広告事業部門で営業局長・営業統括に就任後、…
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転職を希望する人が増えている理由と、転職を踏みとどまる人が増えている理由。主体的なキャリア形成を企業がどのようにサポートするか。
皆さん、こんにちは。今回は「転職」について書かせていただきます。 新型コロナウイルスの影響で、一時採用活動を控えていた企業が採用を再開し、2023年に引き続き2024年もあらゆる業界で求人数が増加しています。 転職市場が活況になっている今、転職希望者は5年前に比べて2割も増えているそうです。そんな売り手市場になっている中で、リクルートワークス研究所の調査では、転職希望者の87%は1年以内に転職していないことも明らかになりました。 「今すぐに転職したいわけではない」「転職
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未来予測が難しい5つの理由。「未来を予測すること」ではなく、「あらゆるシナリオに備え、描く未来を作り出すこと」に意味がある。
皆さん、こんにちは。今回は「未来予測」について書かせていただきます。 これまでの常識が通用しないVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代がきたと言われて数年が経ちました。 世界規模で異常気象が発生し、大規模な自然災害が増加するなど、気候変動問題も深刻化する中、カーボンニュートラルの実現に向けて世界的に脱炭素の機運も高まっています。ロシアのウクライナ侵攻などの地政学リスクに加え、エネルギー安定供給確保に向けた対策の強化などGX(グリーントランスフォーメーション)に
テクノロジーを“業務を効率化”するためだけでなく、“創造的な仕事を生み出す”ために活用する。DX推進に必要な人材をどのように育成すべきか。
皆さん、こんにちは。今回は「デジタル人材育成」について書かせていただきます。 今ではテレビや新聞などのメディアで見ない日はないほど「生成AI」関連のニュースで溢れていますが、生成AIは仕事における生産性や付加価値の向上に寄与し、大きなビジネス機会を生み出す可能性があることは言うまでもありません。(※生成AIとは、学習済みのデータを活用してオリジナルデータを生成するAIを指し、与えられた学習データをもとにAI自身が最善の回答を探し出すことのできる技術です。) 生成AIには、