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なぜ、あなたはいつも不安なのか?

・「最近イライラすることが増えた気がする。」
・「何か社会に対して不安に思うことが前よりも強くなった気がする。」
・「なぜだかわからないけれど、気持ちが落ち込む。」

最近、こんな風に感じたことはないでしょうか?

もしかしたら、何者かによってそう感じるように仕掛けられたのかもしれません。

現代のメディアは、我々に無料で情報やエンターテイメントを提供してくれる一方で、広告によって成り立っているという側面があります。

これは非常に便利で魅力的な仕組みですが、私たちはその裏に潜む危険性にも気を配る必要があります。

誤解を恐れずに言えば、メディアは洗脳装置として機能することがあります。

日常的にニュースを見たり読んだりすると、物騒な話やネガティブな情報が多く、私たちの心を暗い気持ちにさせてしまいます。

実のところ、その背後には広告業界が人々の心理にアプローチし、ネガティブな感情を利用して商品を売ることを狙っているのです。

これは心理学からもわかっていることで、人は精神的にネガティブになると物を買いたくなる、という傾向が明らかになっています。

そして、人はポジティブな情報よりネガティブな情報に本能的に反応しやすく出来ています

大手企業や広告業界は、その人間の性質を利用し、我々の無意識に働きかけて欲望を刺激し、無意識のうちに商品を購買させようとしています。

洗練された心理戦略が使われており、その結果、我々は自らの意志に反して商品を購入してしまうこともしばしばです。

では、このような洗脳装置として機能するメディアからどのように対策すればよいのでしょうか?

まず、意識的にメディアと距離を置くことが重要です。

例えば、

・テレビを捨てる
・新聞や雑誌などではなく、本を読むことに重点を置く
・オンラインで情報を収集する際に信頼性の高い一次ソースを選ぶ

などの方法が挙げられます。

そんな無茶なこと言うなよ、と思われたかもしれません。
ですが、自分自身の意識を持ち、情報に対してクリティカルな目を持つことが重要です。でなければ、不必要にあなたの感情を逆撫でされ続けてしまいます。

情報を受け取る際には常にその背後にある意図を考え、メディアが私たちの心をどのように操作しようとしているのかを見極めることが必要です。

ここで勧めたいクリティカルな視点は、

「この情報によって誰が一番利益を得ることができるのかな?」

と考えながら情報に触れてみることです。

メディアは私たちの生活に欠かせない存在になってしまい、エンターテイメントや情報を提供してくれる魅力的で便利な存在です。

しかし、その裏に潜む洗脳装置としての一面を忘れずに、賢い情報の受け取り方や利用法を見つけることが大切です。

新たな洗脳装置の誕生

なぜ、こんなことを書こうかと思ったのかというと、現在もっと強烈な洗脳装置が我々の日常に仕組まれ始めているからです。

それは最近話題の「ChatGPT」です。

「えっ、ChatGPTが洗脳装置?」と思ったかもしれません。
実はChatGPTの開発費用は莫大です。何兆円という資金が使われている大変便利なものです。そんなものが無料で提供されていることに注意を向けないとならないからです。

そして、中国ではこのChatGPTの使用を禁止し、独自のAIツールを開発していると言います。ChatGPTの提供する情報に偏りがあり、これが人々の認知に多大な影響があるからだと理解しているからでしょう。

自己の意識を高め、クリティカルな視点を持ちつつ、よりバランスの取れたメディアやAIツールの利用を心がけたいところです。

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