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【健康とは?】危機感を分析し、行動へ

 こんにちは。ひろきのこです。京都府北部、宮津市で生活しています。

 調剤薬局に勤務する薬剤師です。もしかするとどこかでお会いしたかもしれませんね。
 しかし職業柄、あまり頻繁にお会いしないほうが(あなたが健康な生活を送れているという点では)良いことなのかもしれません。

 このエントリーでは主に『健康』に対する課題や仮設、行動の過程をまとめたいと思います。『教育』については別のエントリーでまとめたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

はじめに(読み飛ばしOKです)

 インターネットが世の中に普及し、ISDNやらつなぎ放題やらが誕生した時からホームページやらSNSやらを渡り歩いていますが、このnoteというプラットフォームは

・しっかりと文章をまとめ、発信しやすい機能
・リアクションやカンパの仕組みが整っている
・情報を得たい人が集まるプラットフォームが整っている

 と思ったのでこちらを積極的に活用したいと思います。表現したことがある程度人目に付くようにするって、とても難しいことですね。。。

NOTEを通じて自分が発信したいこと(読み飛ばしOK)

 以下の3点をコンパスに進めていきます。

 ①行動を通じて土地と暮らしを結びつける機会を作ること。
 ②健康に対して『食から実践するきっかけ』を作ること。
 ③子供に対して『経験するきっかけ』を提示ていくこと。

 こういうことを通じて、田舎でも面白いことが出来るんだと思ってもらえると嬉しいです。ここでは②について記事にしました。

なぜ、健康と子供なのか?(1/29改訂)

 結論は
 『それら2つが多くの人がもつ、より根元に近い部分の欲求だと仮定しているから』
 です。以下にその理由(※個人の感想です)をまとめました。

 僕は3人の子供と妻日々過ごしています。嬉しいこと、困ったこと、悲しいこと、幸せな事…と慌ただしく毎日が過ぎていますが、ふとした瞬間、

 『今の僕は、あるいは子供を持つ親としての僕は、どういう時、どういう状況、どんなものが手元にあれば幸せなんだろう?』

 を自分に問いかけることがあります。もちろん、その時々によって答えはゆらぎます。それでも、何度も何度も問いかけるうちに

 ・健康であること
 ・子供が幸せであること

 この2つの答えは環境や問いかけるシチュエーションが変わる中でも僕の中にずっと残っていました。

 あくまで、僕という『ありふれた人、ありふれた親』としての人生観で生まれた仮説ですが、こういう視点でふと周囲を眺めてみると『健康』『教育』に関する情報は圧倒的に多い。そして、それらに振り回され、疲れている人もまた多い、と感じます。

 多くの人が欲しているけど、どうして手に入らないのだろう?
 どうして溢れかえった情報を抱えて、立ち尽くしているんだろう?

 これらの情報の整理整頓と発信、これで多くの方の欲求に応えられるのでは…という考えです。

健康と薬剤師のジレンマ

 本当はあなたと薬局で会わない方法を提案しないといけなかったのに、それが出来ていないというジレンマ。

 リスクのある生活様式について説明したり、リスクを回避するために取り入れられる行動を提案し、行動変容をもたらすこと。
 継続的な医療を必要とされている方にも、限られた条件の中で健康の維持、増進に貢献できるような情報、選択肢を提案すること。
 その結果として医療、服薬治療という手段を可能な限り、患者さまの負担にならない範囲で温存できるという考え方。

 人的資源と、財源。どちらも現在の医療を維持するには限界が来つつあると感じています。特に人。
 現に75歳以上の方の保険料負担割合増加の検討、一部医療用医薬品の医療保険対象からの除外検討など、(いずれも検討段階ではありますが)保健医療についての制度見直しが進められています。目的は『必要な人に必要な医療を提供し続けるための見直し』だと僕は考えていますが、それでも尚、根本的な解決への道はまだまだ遠いと思います。

 脱線しましたが、決して療を否定したり医療から遠ざかることを推奨する訳ではないです。医療技術、画期的な薬物の誕生などの恩恵をこれからも享受するため、今一度医療にゆだねる部分と生活の中で改善できる部分を見つめ直し、生活の中で無理なく健康リスクを回避する為の情報を提供したいと考えています。

 この作業を増やすことで、『薬局の薬剤師』としての仕事が新しい方向にシフトすると思います。より誰かの健康に対して一緒に考えて、アプローチし、生活の質を向上させることが出来る可能性。健康な人、健康を取り戻そうとしている人、どちらにもアプローチできる立ち位置に踏み込むことが可能になる、そう考えています。

『食』の可能性

 その手段の一つは『食』にあり、食を通じて健康に過ごせるためのアプローチが出来るはず、と僕は信じています。
 食べ物一つで人は気分が良くも悪くもなり、体の中の調子を良くも悪くもし、究極的には、人を生かしたり殺したりもできるから。物質としての人を構成する材料は、食べるものだけ。

 生活習慣が変わり、食生活も大きく変わっても、食べることで健康の土台を得ることは暫くは変わらないと思います。であれば、今の生活習慣の中に邪魔内ならない形で、健康維持に貢献できる『食』を作ることができれば、、、と考えています。

どうやって食を作るか

 ここで、地元の資源をうまく使えないか、と思い、現在構想中です。健康について漫然と『健康になりますよ』といういかがわしい文言を掲げるのではなく、栄養学の観点から特定の目標を定めて、その目標に寄与するためのものを地元で生産し、供給する。そのような生産物です。

一歩ずつ、情報を伝えていく

 誰かがそういうものを作ってくれないかな…と考え続けた挙句茹でガエルになるのは我慢できないので、ここから自分なりに考えを整理し、発信して一つの成果物を作っていきたいと思います。まだまだ足りない部分が殆どですが、来年春には『種まき』を始められるよう動き出しています。

 2020/1/28追記:勤めている薬局で、健康食や災害保存食について、少しずつ情報を発信していく計画を進めています。少しでも必要な情報を必要な方に届けられるように勉強していきます!

 こんな夢物語のような世界を覗いていただきありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ 気軽に声をかけてもらえると嬉しいです!

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