僕とギター#4(20代前編)

フリーターを経て社会人となりましたが、そのときにはすっかりギター熱は無くなっていました。毎日普通に会社を往復するだけの日々。音楽は好きだったので聞いてはいたけども、ギターを手にすることがほとんどなくなりました。前記事でも書きましたが、ここで2〜3年くらい空いてしまうことになります。

が、しかし、しばらくして、地元を離れていたメンバーが就職などでまた地元に戻ってきたこともあり、「またやらないか?」との誘いを受けて再びバンドを始めることになります。これが23歳の頃です。

そのときは自分の好きな音楽がだいぶ変わって、固定されていました。ギターは弾かなくなっていたけど、好きな音楽がハードロックだったり、歌物だとオアシスなどを好んで聴くようになっていました。この頃から洋楽も聴くようになり、ビートルズまで遡り、まぁ有名どころばかりですが一通り聴きまくってた時期です。当時とくにお気に入りだったバンドが2000年初頭にデビューしたRoosterというイギリス出身のハードロック系バンドでした。1stがハードロック、2ndは少しpopさもあって聴きやすかった。

まぁそんなこんなでバンドを再開し初めてオリジナル曲を作ることになるのですが、、、、  メンバー同士の音楽性がまったく合わず、全然身の入らない活動をすることになります。まだアドリブやソロフレーズを作るスキルもなく、なかなか自分の思うカッコいいギターが弾けず、ただコードをジャカジャカ弾くだけ、ギターソロも思いつきで何となくで弾いてました。ちなみに、ボーカルだけいなかったので、仕方なくボーカルも担当してました。これまた歌が苦手だったのでモチベーションは下がる一方。

その時はコード弾きばかりしていましたが、「ギターリフを主体にする」という曲の構成や、リフをバックにバリバリギターソロを弾くギタリスト達に憧れていて、1年ほど活動したバンドを休止して自分のやりたい音楽を追求することにしました。なかなか思うように行かない活動再開でしたが、ギター熱が再燃する良いキッカケだったようです。ちなみにこの時点でもまだ音楽理論もスケールも分かっていません。

アドリブ?何それおいしいの?


#5に続く

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