石山悦子

演芸作家◉受賞歴 ☆第11回 落語協会台本大賞☆第1回、第3回岩井コスモ証券prese…

石山悦子

演芸作家◉受賞歴 ☆第11回 落語協会台本大賞☆第1回、第3回岩井コスモ証券presents上方落語台本大賞他◉漫才、落語、浪曲台本書き下ろし他◉スタエフ『がちんこ給湯室』配信中 https://stand.fm/channels/5fbcf097c646546590288f33

マガジン

  • 演芸作家のネタ帳

    演芸作家が日々、町をウロウロウロつきまわり拾い集めたネタの石コロ。

  • それは⚫︎⚫︎ではない

    「CHANEL(シャネル)」ではなく「CHANNEL(チャンネル)」だったり「松田聖子」ではなく「まねだ聖子」だったりと。森羅万象似て非なるものを、記者がおもに生活圏内で拾い集めていくマガジン。生活圏内?地味やて。

  • 愛しき珍景〜路上の旅〜

    散歩か徘徊、あるいは彷徨。 路上で見つけた愛しき珍景をあなたに。

  • 長男、トンネル抜けたのかい?シリーズ

    ピリピリ思春期、オラオラ反抗期。十代を三角まなこ吊り上げて生きてきた長男、SNSでネタにすることなどもっての他だったがようやくOK出ましたよ記念マガジン。

  • ハシゴ萌え

    お前もハシゴ好きにしてやろうか? ハシゴ愛好家のためのハシゴ専門マガジン。

最近の記事

  • 固定された記事

そのご縁、ニッコリ笑って強制終了。

2022年もあと1日。 今日の夕日も美しかった。(サムネ参照) さて、今年最後の投稿は、ちょっち真面目な話しをする。 真面目な話しの前に「ちょっち」言うな。 すんません。 ということで、今年、私が身をもって学んだことを記します。 ピン芸人、ヒューマン中村さんのネタの中に 「人殺さんタイプのサイコパスやな」 というセリフがありました。 友達に不義理をした男が、その友達に詰められたら 「逆ギレで乗り切る」 と言ったことに対しての 「人殺さんタイプのサイコパスやな

    • 祭り囃子に誘われて…こんな着地ある?

      2024年8月下旬。 昼間の熱気がようやく いや かろうじて 鎮まりかける夕暮れ時 部屋を出る。 散歩。 ふと今日はまったく知らない道を歩いてみようと思い立つ。 気の向くパパに いや 気の向くまママに 路地から路地へ。 おん。 ここで脱落する人だいぶおんのやろなそれはしゃない。 近所だけど初めての町。 どこからか祭り囃子が聞こえてくる。 音に誘われ歩いていくと 小学校の運動場で夏祭りが開催されていた。 初めての町の初めての小学校。 多分、町内

      • 初夏の名曲「青葉城恋唄」を、台風の生ヌルい風に吹かれながら歌う

        8月31日の夕方です。 よいこのみんな 夏休みの宿題は終わりましたか。  あ。 今は、夏休みが8月31日までじゃないのかな。 今年の夏は初動が異様に早くて、 梅雨明けから初夏への風流を味わう余裕もなく あっちゅうまに厳しい酷暑に突入してしまいました。 なんとも非人道的な熱さだった今年の夏 ょし!!バーベキューすっか!! などと言うてビーチに繰り出した強者はいたのだろうか…… と思いを馳せたのは 8月も終わり行く日に とあるスーパー(※)の調理器具売り場を目撃

        • お代わりを「ワンモア」というシステム

          こちらの シュッとしたカヘ(訳=スタイリッシュなカフェ) は お代わりのことを 「ワンモア」 と英語で言うシステムである。 さいぜん(訳=ついさっき ※上方弁)も シュッとした男性客がカウンターで 「ワンモアお願いします」 て言うてたよ。 その男性がどれだけシュッとしてるかいうたら フェイスは中村勘三郎さんみたいな和風イケメンで 且つ ちっさい丸テーブルにMacBook Airを置いて仕事をし 且つ スーツのズボン丈がシュッと縮んで くるぶしが

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        そのご縁、ニッコリ笑って強制終了。

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          3本
        • それは⚫︎⚫︎ではない
          17本
        • 愛しき珍景〜路上の旅〜
          52本
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          6本
        • ハシゴ萌え
          19本
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          22本

        記事

          「絶望」という名の地獄に堕ちた話

          その日は 友人と映画を観に行く日でありました。もう予告からして怖い怖い怖い、ド・ホラー映画。 大いに楽しみ。るんっ♪ そんなちょっと高めのテンションで、集合時間はなんばパークスシネマに午後2時半のところを、早めに家を出てプラプラしようと午後1時過ぎに難波に着く。 ↓ なんばウォークをウォーキン途中、ある服屋さんでイイ感じのシャツを見つける。 ↓ 店に入ってシャツを見る。 ↓ 男性の店員さん(のちの話から店長さんとわかる)が接客にくる。 ↓ 「よかったら着てみ

          「絶望」という名の地獄に堕ちた話

          ラジオの女神

          1990年代なかば頃。当時、私は20代。 コピーライターをしておりました。 社員20名ほどのデザイン事務所で、 会社名は「ブラックキギョー」。 (※内心で呼んでた名前) お昼休みはホッと一息ランチタイム。 いやランチタイムなんぞという楽しげな響きとは裏腹に、仕事にも人間関係にも疲れたアタイはデスクでぼっちのひとり飯。 毎日が楽しくねぇ面白くねぇ、夢も希望も何にもねぇ、オラこんな人生イヤだ〜、もぉ田舎帰ってこましたろっかな〜🎵と口ずさみながら腐った日々を過ごしていた。て、やさ

          ラジオの女神

          それはiPhoneではないpart2

          お仏壇です。 (了)

          それはiPhoneではないpart2

          それはダイソンの扇風機ではない

          (了)

          それはダイソンの扇風機ではない

          それはマンホールではない

          (了)

          それはマンホールではない

          それはレクター博士ではない

          (了)

          それはレクター博士ではない

          それはウォータースライダーではない

          (了)

          それはウォータースライダーではない

          それはホテルニューオオタニではない

          (了)

          それはホテルニューオオタニではない

          それは露の都師匠のお宅ではない

          (了)

          それは露の都師匠のお宅ではない

          それは由紀さおり安田祥子の楽屋ではない

          (了)

          それは由紀さおり安田祥子の楽屋ではない

          それは夏の夜の安眠グッズではない

          (了)

          それは夏の夜の安眠グッズではない

          それは「シャイニング」のあのシーンではない

          それは「シャイニング」のあのシーンではない