左手は添えるだけ。右手で注ぐだけ。 #呑みながら書きました
今ね、家出ワイン飲んでます。ええ、一人で。スラムダンク。今流行ってるんでしょ?スラムダンク。だからね、スラムダンク飲んじゃうよ。
マイケルジョーダンのダンクシュートのようなワインを造りたいと思った醸造家のワインなんだって。
『試合に勝った時、大きな商談をまとめ上司をうならせた時、人生において自分なりのスラムダンクを決めた時を思い起こすワイン―完璧なブレンドで飲みやすく、とにかく旨い!と誰もが納得し、なおかつ手に取りやすい価格。そんなワインを彼らは目指しました』
ホンマかぁ〜? そない旨いわけないやろぉ〜どれどれ…
ホンマや!これおいしいわぁ〜。僕がカリフォルニア好きなのもあると思うけど、これおいしいわぁ〜。2,500円くらいしたけど。
やっぱ高いのが美味しいのかな。これはおススメ。お金ある人には。僕みたいな貧乏人はロピア行こうね。いいよ、ロピア。ロピアのワインは後で紹介するのことにして。
スランダンクの話ね。スラムダンク。
うちの息子が中学生のときバスケ部だったのよ。だから入部したときに全巻買って読んだよ。
一番好きな場面はね、
2万で足りるのか?
くぅー、花道ーーー!
これですよ。かっこいいって。意地もハッタリも強がりも全部混じっての「2万で足りるのか?」
話を息子に戻しお。
彼は3年間バスケ部で頑張ったけど、僕も嫁も彼の試合を見にいくことはなかった。呼ばれなかったから。自分の出ない試合に親を呼ぶことはないよね。
悔しかったかどうかはわからない。でま、そりゃ出たかったと思う。一緒に練習してるんだなら。でもバスケはたった5人。試合に出られるのはチーム脳内たった5人だ。、
5人うまいやつがいたら、控えには出まんがない。出番ね。
でもね、彼は腐らずに、スコアラーをやってた。顧問の先生がいい人だったらしく、ちゃんと役割を与えてくれたみたい。
3年になって最後の試合の前。「ひょっとしたら試合に出れるかも」とら言ってたけど。結局出れなかったと聞いてる。
部活最後の日。家族で焼肉食いに行った。
3年間よくやったと、コートに出てる人たちだけがチームじゃない、そこにいる人みんながチームだと、その仕事を君は見事にやり遂げたんだと、やりきったな、すごいぞ、と僕は彼を褒め称えた。
それは本音で、道場どうじや同情なんかじゃない。僕は息子を誇りに思ってる。
裏方続けるって大変だと思う。モチベーションを保つのだって、そりゃ目立ってる人はできると思うけどね。
裏方って、優しくなければできない。「あの人たちが輝くために僕が頑張ろう」と思えなきゃできない。
えらいよ、うちの息子は。
トンビが高橋ひかる、いや、「た」の予測変換がすごいけど、トンビが鷹を産んだなんて表現があるけど、まさにそう。
ちなみにその顧問の先生に憧れたのかわからないけど、中学生の時には「先生になりたい」と言ってて。ちゃんと教育学部を出て教員の資格も持ってます。えらい。よく頑張った。今は違う職人就いてるけど。
今も夜のグランドで一緒にシュート練習したことを覚えてるよ。彼は覚えてるかな。
忘れてくれていいから、しあわせにね。
そんな経験があるからか、ワインが効いてきたのかわからないけど、このCM見ると泣けてきます。
君の夢がー叶うのはー
誰かのおかけじゃなあぜ
風の強い日を選んでーたしってきたー
あ、そういえば、ロピアね。ロピアで売ってるカリフォルニアのワイン。ナパがこの値段よ!奥さん!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?