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令和3年7月31日(土) バラの果実

神宮ばら園内にあるツルバラの「果実」を紹介します。
園内にはいろんな種類のツルバラがあり、それぞれバラの種類により果実の大きさ、色、形が異なります。

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アメリカンピラーの果実

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カーディナルフュームの新芽と果実

実の色は夏の時期は全て緑色で、秋になると熟しだし、赤・黄・オレンジなどに色づきます。形も丸い形や楕円形などいろんな形があります。

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デインテ―ベスの果実

一般的にバラの果実は「ローズヒップ」と呼ばれ、ハーブティーやジャムなどの材料やリースの材料として使われます。ただ商品として使用されるローズヒップはイヌバラやハマナスの果実を栽培したもののようです。また、野バラの実の種からは接ぎ木用の台木も作られます。

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新雪の果実

果実はすべてのバラではなく、野生(いわゆる原種)に近いバラが結実します。品種改良され、大輪の花をつけるようなバラは、あまり結実しません。
ツルバラは、秋には咲かない一季咲き性のバラが多いので、神宮ばら園ではツルバラだけは、春の花がらやつぼみを全て摘むのではなく、あえて残して、秋に実をご覧いただきます。
秋の開園時にはぜひ、花だけではなく、いろんなバラの果実も楽しんいただければと思います。

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ロサ・カニナの果実

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