春は花粉
もう何を書いていたのかも思い出せないほど放置していたnoteだが、開いたので書こうと思う。
私にとって春は別れの季節でも出会いの季節でもなく、鼻水と痒みとくしゃみに苛まれる花粉症の季節だ。花見なんて風流なことをしようにも桜の前で連発する人生で、学生時代から鼻を赤くして過ごしてきた。コロナが流行って以来、よりこもりがちな生活になっているが、それでも花粉症はつらい。ということで去年の夏から花粉症を治す、減感作療法を行っている。減感作療法は毎日少しずつアレルゲンを摂取して慣らしていく治療とのことで、ラムネのような錠剤を毎日舌の上に乗せて溶かして飲み込んでいる。スギの花粉症を治すシダキュアというこの薬は、一度に一ヶ月分しか処方できないらしく、月一の通院が必要になってしまった。これを五年ほど続けるようで、まあ気の長い話だなと思う。ちなみにまだ効果を実感できてはいない。三日ほど前には花粉と寝不足のせいか左目の調子が悪く、頭痛で寝るしかなかった。まだまだ花見を十全に楽しむのは無理だろう。