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海から来ました。(エッセイ)

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エッセイと写真。
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#私の仕事

だれでも書けるよ。

もしあなたが「書く」ことに困っていたら、わたしと一緒に自分の見たもの、感じたもの、そのときの心のありようを書いてみませんか。 ーーーーーーーーーーーーーーーー わたしは普段エッセイを書いています。 特にエッセイの書き方について考えたことはなくて、なんとなく、感じたままに書いています。ある日、友人に「エッセイを書いてみたいから、書き方を教えて!」と聞かれました。 わたしが普段、自然とやっている「書く」ことを、改めてだれにでもできる形にできないかなと模索して生まれたのが「だ

マスターだかママだか

わたしは先生という人がすきだ。 言うことをうんうんと聞いて、後ろをついていけばいい存在は子ども心に頼もしく、大きな背を縮ませて目線を合わせてくれるさまは、自分も特別なのだと思わせてくれた。 先生という言葉からわたしが感じるのは、知性であり、強さだ。これまで出会ってきた先生の影響は大きいだろうな、と何年も会ってない先生を思い出す。 だから、自分が先生になるというのは、どうにもおかしな話だと思っている。 「エッセイなんて誰でも書けるよ!」 わたしは友人にそう言った。エッセイな