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Billboard Top100を振り返る。    1980 69th Benny Mardones 'Into The Night'

69位はBenny Mardonesさんですね。ずーっとメルセデスさんだと思っていましたが、正しくはマルドネスさんでした。振り返ってよかった。

AORが席巻し始めたのは1970年代の終わりごろと記憶しておりますが、1980年のこの曲もその路線で聴かせますね。ただBoz様とは違い、ハードロック寄りの曲ですね。この後に続くSurvivor、Journeyのバラードにつながる雰囲気があります。またこのビデオの中では、ボーダーのタンクトップという時代を感じさせる服装でパフォーマンスを見せるBennyさんを楽しむことができますよ。

ジャンル的には、これね、いろいろ影響が前後するのでしょうが、AORがややハードロック気味になると、このような感じになるんでしょう。この後に産業ロックと言われてしまうような曲調なんです。

この産業ロックという言葉も曲者で、何を問題にしてるんだか何だかよくわからないんですよね。バンドも作曲もやってみたけどうまくいかなかった私から見ると、チャートに上ったり、サントラに使われる曲を作るだけでも大変なのに、勝手なこと言うなって感じです。

人の印象に残る曲、メロディを作るだけでも才能ですよ。名プロデューサーが主体なって作られた作品でも、滑ってしまった曲なんていくらでもあるんだからね。

Bennyさんは、結局チャートインする曲はこの1曲だけで終わるため、いわゆる一発屋の扱いを受けるのですが、その低迷の原因というのが、Wikiによると、どうもドラッグらしいですね。洋楽を聴いてるとドラッグの話題を避けることが難しいぐらいなんですけれど、こうして才能を潰してしまう面がある、いや、むしろその害の方が大きいとも思えるので、やれやれ、という感じです。

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