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きらめきのねねいろらいぶ

先日6/12(土)におこなわれた、桃鈴ねねちゃんのYouTube3Dライブ。
色々な理由でダウナーな気分になりがちな梅雨の憂鬱さを吹き飛ばしてくれる、明るく楽しく元気いっぱいなソロライブでした。まあ当日は暑かったですけど……。

VRライブを月末に控え、精力的に放送をしながらのレッスンはとてつもなく大変だと思いますが、自分の夢を叶えたいという熱意、ファンに元気を与えたいという優しさが伝わってくる、ねねちゃんらしいライブでした。

セットリストの振り返りなんかは、機会があればあとでアーカイブをじっくり見直しながら文章に起こしていきたいと思うんですが、とりあえず観て感じたことは、この子すごい動くな、ということでした。

1時間のライブ、バラード曲もありはしましたしMCや場面転換を挟んでもいましたが、8曲を歌い、踊る。後半にはねねちゃん曰く「一番ダンスが激しい」曲である『ヒロイン育成計画』そして最後のオリジナルソング『ねねねねねねねね! 大爆走』を踊りながら歌うわけで、本当にすごいなと思うわけです。

ライブ中のカメラワークもとてもよかった。直前の放送で、確かねねちゃんはすごく動き回るのでプロのカメラマンを入れた、というような話をしていた気がします。
これまでの3D配信ではあまり見られなかったカメラワークもあり、特に接写が。たまりませんでしたね。腋がどうこうとかではなく……いや腋もですけど。
場面転換での「ねっ子劇場」ともいえる寸劇も、せめて飽きさせないようにという心意気が伝わってきました。ああやって観ると可愛いですね、ねっ子。ねねちゃんが生み出したファンの概念。間違ってもファンそのものではない、あくまでもその概念を煮詰めて具現化したもの。
VTuberがバーチャルな存在であるように、そのファンもまたバーチャルなものである、という関係は、かなり特異ですね。興味深いです。

話がそれましたが、総じて、ねねちゃんは舞台上で完璧にアイドルをしていました。
ダンスをミスっちゃったなんてことも話してましたけどそんな気づきませんし、音響の不具合があって中断しても、仕切り直して何事もなかったかのように再開できる精神力もすごい。その影響を全く感じさせませんでした。

そして今回、ねねちゃんははじめて3Dの姿でホロライブの汎用ステージ、ホロアリーナに立ちました。
これもまた、感慨深いものです。前回と同じ遊園地の舞台や公園で歌唱してから、最後にアリーナに立ってたくさんの観客(の概念)の前で歌うスパークル。
素晴らしいカメラワークと相まって、夢のような時間でした。

アリーナでスポットライトを浴びてひとりで歌うねねちゃん。
そんなあなたの姿を観ることができて、私は幸せです。

この幸せ、月末にも味わえると思うと嬉しすぎて、ちょっと過剰摂取なのではと思ってしまうほどです。でも、摂取できるときに摂取しておかなければ。後悔なんてしている暇ないのですから。

好きな子を追いかけて、応援している時間はきっといい思い出になる。最近とみにそう感じます。そりゃもちろん自分の生活や生命に影響が出てしまうと問題ですし、できるだけ影響がないように、でも場合によってはそういうものを少し犠牲にしてでも、自分の精神、魂を豊かにするファン活動は生きるために必要な栄養なんだな、と思います。
そうは言っても、かけられる時間やお金や技術は人それぞれですし、その量で愛がはかれるわけではありません。自分ができる範囲で、自分ができることを、でも全力でやる。少なくとも今好きだと思えるものには、全身全霊で。

いつか記憶になったときに、楽しかったことだけをたくさん思い出せるように。

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