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あの涙が今の僕らを -hololive 5th fes.によせて

この1年の、あるいはこの6年の、あるいはもっともっと多くの。
ここまで歩いてきたありとあらゆるものを詰め込んだ2日間の祭典が幕を閉じました。

今回、自分はfesのstage2,stage3に参加することができました。
一昨年も去年も、一切fesには行けず両日ともEXPOだけの参加だったことを思うと、全通の夢は遥か遠くという感じです。ままならないものだ。

一般販売の先着で買えたstage2の席は後ろのほうで、ほとんどステージは見えませんでしたが、猛烈な熱気に圧倒されて。
正面向かって左側のステージに近い場所だったstage3は圧巻のパフォーマンスに固唾を飲んで。
あまりにも濃い2日間でした。

全体的なレビューや、好きなキャストや楽曲についての話もいずれしたいとは思うんですけど。
やっぱり自分にとっては、ねねちです。

去年の夏に実施されたTwinkle 4 youに続いて生でねねちのパフォーマンスを観られたのはこれで2回目。
ほぼ出ずっぱりだったT4Uと比較すると、ねねちの登場シーンは2時間40分のうちほんのちょっとなわけですが、だからこそ残せる爪痕というものを感じました。

それがどういうものかは、今この時点ですらXのトレンドに残っている「ギラファ」の単語を見ればわかります。

しかも、stage2に続いて翌日のホロハニでも、序盤30分のいわゆる「チラ見せ枠」に入ってくるという大抜擢。
ねねちがライブ全体の盛り上げ役として、続きも観てみたいと思わせるような引きの強いパフォーマンスをしてくれる確信があるということです。
ホロライブの覚えめでたきリードオフガール。私の推しはこんなにも輝いている!

私たちが好きなねねちは、いくつもの痛みやつらさを経て、涙を乗り越えてあの日あの場所に立ちました。
ホロライブのメンバーとして活動を始めて、我々が観測できるようになってからほんの数年の間にあったたくさんのできごと。
デビュー直後から知っている人。
Bloom,の前後、衣装変更のあたりから知っている人。
休止時期のあたりから知っている人。
ねねメルねるねや桃鈴家のつながりから知っている人。
たくさんの涙が我々をつなげて、あの日あそこに、今ここにたどり着いています。

そんなねねちの「大好き」を詰め込んだあのギラファが、こうしてねねちとそのファンだけでなくホロライブ全体に広がって、それどころかVTuberの枠さえ超えて広がろうとしている。こんなに嬉しいことはありません。

でも、まだまだです。

桃鈴ねねには、もっともっとみんなが知らない魅力が溢れている。
それを知ってほしい。広がってほしい。
私たちが大好きなねねちが、一面オレンジの客席に向かって歌って踊っている姿をまだまだ見たい。

かねてからねねちが掲げている「ソロライブ」というひとつの目的。
今までは本当に夢物語だったのかもしれません。
でも、あの日のギラファを観て、決して遠い夢じゃないと確信しました。

たくさんのねっこに支えられて大きく美しく育っていく一本の桃の樹。
もっともっと、満開の桃の花を咲かせましょう。ここから。

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