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D&I探求《ミラコラ×I.S.コンサルティング》

2023年、ミラコラキッズとコラボして、D&I探求について対話を重ねてきました。対話に参加したI.S.コンサルティング社員の様々気づきを紹介します。



ミラコラとは

『一般社団法人 未来とコラボ』様が運営されている『キャリア塾』です。

未来をつくるチカラを育む「生き方塾」、一人ひとりが主人公人生を歩むための「道」をひらく場所として設立されました。

こどもの願いが実現する社会を目指し、こどもの「こころざし」を大人が応援し実践、そのお返しに、大人の「こころざし」をこどもが応援し実践する。
こどもと大人が共に気づき合い、成長していくことで、「お役立ちできる人になること、みんなも幸せ!私も幸せ!を生み出せる人になること」を目指して様々な活動に取り組まれています。


ミラコラキッズのレポート

ミラコラ公式サイトにて、取り組みの様子やキッズの気付きが公開されています。

◎ワンデー授業(小学生)


◎パブリック・イノベーションコース(中学生)


I.S.コンサルティング社員の気付き

<新庄>

4回参加させていただきました。
最初は小学生なので、仕事とはなんですか?という簡単な質問しか来ないのでは…?
正直、そういう感じに思っていた。
 
ただ、参加してビックリ…!!!!!!
小学生が考える質問内容ではない、難しい質問ばかり…。
時には、大人の私でも正直答えるのに少し時間を使ってしまうような、すぐに質問できない内容も…正直、すごく戸惑いました。
小学生を相手に話をする機会が全くないので、どのような言葉を使ったら、分かりやすく伝えられるのか、こう言えば理解してもらえるのではないか…と、頭をフル回転させて、お話しをしました。
 
最後になりますが、もともと入っていた予定があったため、あまり参加できなくて、申し訳ないですが、また参加できる機会があれば、その際はぜひ参加したいと思っています。
 
この度は貴重な機会をありがとうございました。


<樋口>

ミラコラキッズの皆さん、一緒にD&Iという言葉について考えていただきありがとうございました。
皆さんに社員インタビューをしていただくことによって、D&Iという言葉の一端を担っている「障碍者」と「健常者」ということを考えるきっかけが得られ、大変感謝しています。
キッズの皆さんが前向きに自分の意見を述べられている姿に、背筋が伸びる思いでした。
また、D&I研究会のプレゼン資料も、皆さんの目線だからこそ得られる気づきがあり、素晴らしかったです。
子どもも大人も、みんなが輝ける社会にするために、個性や特性、得意不得意の凸凹をいろんな人間で補い合って埋めていけるような社会にしたいものですね。
皆さんのおかげで、I.S.コンサルティングだけでなくその他の会社様からもD&I宣言の賛同を頂戴できました。
この取り組みはきっと大きく広がっていくはずだと確信しています。
ありがとうございました!
 
D&Iは、障碍に限らず「性別、国籍、宗教、年齢、雇用形態(正社員と非正規社員など)」などなど、様々な違いも包括して認めていこうという宣言です。
障碍とは違ったテーマでも考えを深めていきたいですね。


<前田>

この前年、「こころざし授業」の題材として取材していただいたときから、どんな団体なのか少し気になっていました。
また、私も弊社の広報活動に従事していたので、このような機会をどこまで活用できるんだろうと考えていました。
そのためインタビューの話があった際は「存分に受けてやろうではないか!」という意気込みで参加することにしました。
 
1月ワンデー授業②
今回、キッズの方からインタビューを受けることとなりました。
事前にある程度質問の内容は伝えていただいていたので、私自身としてもざっくりとは用意できていました。
実際にインタビューを受けてみて、質問が結構多彩だった感があります。
それでもキッズの質問の様子はしっかりしていたし、社会で生きることに対する本質的に触れる所もありました。
答える側として、用意段階では思い出せなかったことが話す中で思い出せたり、逆にインタビュー後やっと思い出せたりしたこともありました。
私にとって自分の働き方と向き合える機会になりましたし、逆にインタビューを受けた他メンバーの思いも知ることができました。
そして、ミラコラ公式サイトで企画書づくりの準備記事を見ると、キッズの方でも準備や事後のまとめが入念に行われていました。
私も、ここでキッズの本気を感じられたので、積極的に協力しようと思いました。
 
初プレゼン
5月の全国大会参加後、しばらく話がなかったので「大丈夫かな…」と思い始めた頃、D&I研究会プレゼンのお知らせを頂いて、参加することとしました。
初プレゼンに参加して、弊社と同じような志を持った企業さん、取り組みをされている企業さんが他にあること、受け入れにおいて企業さんごとに悩みや学びがあることを改めて知りました。
様々な企業さんが、様々な障がいや事情を抱えた方を受け入れているとなれば、障がいに対する考え方も異なりますし、どれか一つが正しいというものではないと思います。
それでも、「様々な背景を抱えた人が輝く、輝けるように人を成長させていける場所」という部分で多くの参加者が共感を抱いていることを実感しました。
このような考え方は私自身も共感していますし、参加された全社が賛同されたことは私としても大変うれしく思いました。
この結果もキッズが本気でプレゼンを行い、様々な意見を述べられるようにしてくれた部分が大きいとおもいます。
参加してくれたキッズの皆さん、ありがとうございます!
 
D&I研究会のデモンストレーション
この際にキッズに見てもらった話し合いの中で、私自身としても様々な意見を用意していましたが、全体を見れば私とは異なった視点での意見が多く挙がっていました。
このような意見を聞いて、「一つのテーマで、社員一人ひとりの間でもここまで違う意見が出るんだな」と思いました。
ミラコラ側で行われたデモンストレーションの記事を読むと、同じ目標・同じ議題でも、キッズ一人ひとりで様々な意見が出たことが分かりました。
また、D&I研究会の準備が着々と進んでいるようで、今までのアクションが無駄ではなかったと改めて安心しました。
 
D&I研究会のプレイベント
私自身も、プレイベントに参加しディベートを行いました。
今回の議題は「障害者」という言葉の可否で、私は肯定派に立つこととなりました。
私はあまりディベートが得意ではなく、準備もあまりできてはいなかったため、資料を読みつつ話も聞きつつで、どうやったら肯定的につなげるか考えることとしました。
話を聞いていくと、双方のキッズはそれぞれの理論を筋立てて述べてくれているだけでなく、その先、どうすればよくなるかまで考えて発表してくれていました。
これを聞いて「これこそ探求だな」と感じていました。
私個人としては「『障害者』に代わる言葉が、逆に障害者のイメージを悪くさせると意味がないのでは」と考えていた中、キッズがそこの先まで考えを出してくれていたことに感心させられました。
その他にも様々なシチュエーションや角度からの意見が上がり、そこからD&I社会に向けた新しい考えが上がってくるのかなとも思いました。
 
取材からD&I研究会が動き出すまで、正直ちょっと長かったかなとも思います。
しかし、その間に研究会が形作られていく姿を見て少し感動するとともに、様々な準備に本気で取り組んでくれたキッズにも感謝が生まれました。
今後もこの研究会が様々な方の協力を得て広がっていければ、そして私自身もこれに協力できればと思います。


<泉田>

D&Iはなかなか定義づけが難しく、私たちも常に意識し考え続けないといけません。
しかし、今回KIDSからの視点や意見を聞いて、KIDSの方が意識せず自然と体現できていたり、むしろ分けようとしていたのは大人たちではないか?と考えさせられたりすることが多かったです。
KIDSの純粋で真っ直ぐな質問も私達にはグサグサ刺さりました。
ディベートでも、論理で押し通すのではなく、感情面でも訴えてくるところには負けました。
KIDSと共に考えたこの時間をしっかりと会社の中で生かし、また社会でも活かして行けるよう、大人たちもがんばります!ありがとうございます!


<中村>

ミラコラキッズの皆様、D&I研究会の活動ありがとうございます。
弊社は「D&I宣言」をしており、誰もがイキイキと個性を認め活かしあえるような社会を目指しております。
D&Iという言葉は聞き馴染みのある言葉ですが、ミラコラキッズの皆様、他企業の方々と関わらせていただき、多様な観点で気づかされることが多く感謝しております。
ミラコラキッズ様の発表を聞かせていただき、我々だけでなく子ども達も一緒に日本の未来について真剣に考えてくれている姿を見て感慨深いものがありました。
日本の未来もまだまだ明るいなぁと思いました!
D&I研究会の活動はとても尊く、そして意義のあるものだと思います。
この活動を広めていくことが我々の使命であり、そしてD&I宣言の一環でもあります。
私個人としても、今後このD&I研究会がどのように進化していくのか、とても楽しみです!
志を共にする同志として、日本の未来を共に明るくしていきましょう!


<内匠>

ミラコラキッズの皆様と「障害者という呼び方について」、賛成派・肯定派でディベートをさせていただいた回では、様々な点に着目し、またしっかりと下調べもして発言されていたことが特に印象に残っています。
純粋な視点・気持ちから来る発言もあり、キッズの皆さんならではの着目点にハッとさせられることも多く、貴重な気づきを得ることができました。
何かに真剣に向き合うのに大人も子供も関係ないこと、誰もが当事者であるという、当然で大切な事。
そのような事に改めて気づかせていただけました。
皆さんとの中で得た気づきを大切に今後に活かしていきたいと思います。
この度はD&Iについて考えていただき、また貴重な気づきを与えていただき、ありがとうございました!


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