半導体で沸く熊本

先週は文教委員会の会派視察で熊本県の山鹿市、合志市、菊池市の3市に行ってきました。詳しくは報告書が公開されますけれど、熊本と言えば今はとにかくTSMCで沸き立っています。

合志市ではこの10年で9000人の人口増となっています。4万人台のまちから5万人なので、これはインパクトがあります。土地の値段が熊本市よりも高くなったとか、時給が900円台から、半導体関連施設は1400円程度にもなるので、生活環境にも大きな影響が出てきそうです。

当然、台湾からの移住してくる方達がいて、300人程度とされていましたが、家族も含めると700〜800人程度になりそうです。その対応に医療関係者も中国語を勉強しなければいけない状況だと聞きます。

愛知にも外国人はたくさんいます。ですけどTSMCで外国人が増えるというのは全く状況が異なりそうです。愛知は日本企業の中に外国人が働くわけですけど、TSMCは内部の立ち入りも、情報も一切触れさせないようにして、日本としては中で何が起きているのか何も状況が分からないようになっているとのことです。

日本はお願いしてTSMCに来てもらっていることから、日本の国益を損なうことがないように、行政や国側は企業に対して強く主張していけるのか、熊本に住んでいない人にとっても影響があることになると思います。僕も注視していきたいと思います。

熊本の思い出としては、菊池温泉に泊まったんですけど、温泉はぬるぬるで温泉らしくて良かったです。でも温泉だけでなく、水道の蛇口も、シャワーもすべて温泉。ラウンジのコーヒーも温泉水。

朝ジェルを塗ってヒゲを剃るんですけど、顔を洗ってもぬるぬるで、落ちてるのか落ちていないのか分からないぐらいの泉質をここでは楽しめます。

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