牧一心@愛知県西尾市

西尾市議会議員。公民連携に取り組んでいきます。株式会社オーシャンワークス代表。〈Pizzeria Ocean〉〈ウミノエストア〉〈Williams gelato〉運営。〈さかさま不動産西尾支局〉の支局員として想いのある人と大家さんのマッチングをお手伝い。

牧一心@愛知県西尾市

西尾市議会議員。公民連携に取り組んでいきます。株式会社オーシャンワークス代表。〈Pizzeria Ocean〉〈ウミノエストア〉〈Williams gelato〉運営。〈さかさま不動産西尾支局〉の支局員として想いのある人と大家さんのマッチングをお手伝い。

マガジン

  • 【公民連携議員宣言マガジン】

    • 11本

    議会から地域を変える奮闘をしている全国各地の議員さんのnote!

最近の記事

『うんこと死体の復権』で土の栄養を考える

関野吉晴さんは生きる伝説みたいな方ですけど、その、常人じゃとても映せない監督作品『うんこと死体の復権』は、子供から大人までみんな見に行くと良いと思う映画です。 今の世の中、うんこと死体はみんなの目に見えないところにきれいに無くなっていくモノになっています。 この映画の序盤の舞台となるプープランドでは、「誰でも野糞ができるように」と伊沢さんが山林を購入して、十数年野糞をし続けている場所です。そのせいか、このプープランドは近くの山林に比べて圧倒的に土の分解能力が高くなっている

    • 再生

      気候変動にゲリラ豪雨そして地域の変化に対応した洪水対策の為にすべきこと

      今回のテーマは『洪水対策』。西尾市の中心近くを流れる二の沢川沿いの状況を元に 洪水対策についての市や県の取り組み方などをお伝えします。

      • わっぱの小麦粉

        ピッツェリアオーシャン開業当初から使用している小麦粉の、生産から製粉まで行う〈わっぱ知多協働事業所〉を訪ねました。今、店にいるピザ職人は自分たちが使っている小麦粉の出所を見たことがなかったので、研修として行ってきました。 わっぱは健常者が7名、障害者が約20名働いています。この日は写真に載せている松野くんが製粉した小麦粉をさらに篩にかける仕事をしていました。 わっぱが今の「ゆめあかり」という品種を作りはじめたのは5、6年前からです。それ以前は、品種名は忘れてしまいましたけ

        • 再生

          【地域再開発】再整備で人気になった南池袋公園を例に公園再開発を考える《地方政治/公共事業/パークPFI/指定管理者制度》

          公園の再整備で全国から注目されている「南池袋公園」の見学に行ってきました。取材協力で、株式会社リノベリングの中島明さんと、株式会社グリップセカンドの金子社長に話を聞かせていただきました。ありがとうございました! 公園の管理を、腰を据えてまちづくりに貢献する地元事業者が行っていることが成功の大きな要因になっていると思いました。 動画ではご紹介できていませんが、この公園の再整備にあたって、地元住民と行政と事業者のコミュニケーションをうまく調整してきた〈豊島かいぎ〉というグループがありました。中島さんが所属する豊島かいぎの存在が、居心地の良い場所づくりに果たしてきた部分は、行政が新しい事業を進めていく上で参考にすべきポジションだと思いました。 中島さんには「今ここが面白い」ということで、東長崎の、リノベーションまちづくりが進むエリアもガイドしてもらいました。〈MIA MIA〉を筆頭に、感度の高い若い世代が集まってました。 そして金子社長の南池袋にかける愛が深いです。「西とか東ではおれはやらないよ、南池袋がおれたちのエリアだから」という言葉通り、こんな至近距離にこんなにたくさん異なる業態の飲食店を出している会社があるのかということにびっくりしました。まちの景色を変える飲食店で、僕の目標にもなりました。

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        • 【公民連携議員宣言マガジン】
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        記事

          子どもがいる家庭の二拠点生活

          小さな子どもがいる家庭で、今後、二拠点生活になるかもしれないという方は参考にしてください。 先日、本市在住の二拠点生活をしている家族から、子どもがそれぞれの地域の小学校に通えるようにしたい、と相談をうけました。現在、学校に申請が出されていて、決まれば本市でははじめての二拠点生活の実例となります。“はじめて”ということで、これまで一人もいなかったことに驚きました。 「二拠点生活」という言葉もコロナの時によく使われるようになって、今ではすっかり浸透したような感じです。 実際

          子どもがいる家庭の二拠点生活

          無くなる部活動の備え〜子どもの体験機会を守る〜

          部活動が無くなることをみんな知らない 杉並区における部活動の地域移行についての視察を行いました。杉並区が取り組んでいる具体的な事例を紹介します。その内容から、西尾市でも活かせるヒントを考えたいと思います。 西尾市では、小学校の部活動は令和8年に無くなります(幡豆・吉良・一色ではそもそも小学校の部活動は行われていない)。中学校は段階的に減らしていく計画です。その後、地域部活動として機能していくことになっています。 そこで問題は、地域住民から指導員を募るわけですが、誰がや

          無くなる部活動の備え〜子どもの体験機会を守る〜

          保育士確保のために賃金UP

          保育士の確保について、千葉県船橋市へ視察に伺った内容を報告いたします。西尾市でも保育士不足が問題となっていて、どうやって人員確保するのかが重要な課題としてあげられています。船橋市は「船橋手当」をはじめ、魅力的なプランを用意していて、その取り組みから学べる点を探るために視察先として決めました。以下に、視察内容と学びをまとめましたが、先に結論から述べたいと思います。 結論 現状の賃金では保育士という過酷な仕事の割に合わないのが、人材確保が進まない理由だと、船橋市でのアンケート

          保育士確保のために賃金UP

          綾瀬市のロケツーリズム〜地域活性化の新たな取り組み〜

          昨日は綾瀬市のロケツーリズムの取り組みを視察してきました。観光地も駅もない東京のベッドタウンとして知られる綾瀬市が、どのようにして地域活性化を図っているのか、その独自の取り組みについて伺いました。以下、商業観光課長のお話しを元に綾瀬市の取り組みを紹介します。 特徴がないことを武器に変えた 綾瀬市では、平成24年にロケツーリズムの取り組みがスタートしました。当時、商業課長は地域活性化センターから市に戻り、観光に繋がる事業を立ち上げるよう指示を受けました。観光地としての特徴が

          綾瀬市のロケツーリズム〜地域活性化の新たな取り組み〜

          ロケツーリズムを学びに行く

          綾瀬市が取り組んでいるロケツーリズムを見学してきます。ロケツーリズムは、映画やドラマなどの撮影場所にその作品のファンを呼び込み、地域の活性化につなげようとする観光手法の一つです。 最近では、西尾市の東幡豆漁港で撮影が行われた『ゴジラ-1・0』が話題になりました。また、2022年には映画『ノイズ』の撮影が行われました。このような撮影は、ロケ地として使ってもらえるよう市として製作会社に営業をかけるところから始まります。撮影がスムーズに進むように、「西尾市フィルムコミッション」が

          ロケツーリズムを学びに行く

          スマート農業の最前線〜きゅうり生産者から学ぶ〜

          はじめに 先日、地元西尾市のキュウリ生産者のもとを訪問し、スマート農業についての講習を受け、実際の畑を見学させていただきました。新しい農業の形が今、多くの地域で実践されています。西尾市は自動車関連の製造業が主な産業であることとも関係しているのか、ハウス栽培の高機能化に取り組む生産者が多くいます。例えば、IoT(設備とインターネットをつなぐ技術)や屋根の開閉などの自動制御設備が取り入れられています。一般的な露地栽培とは異なる模様をお伝えしたいと思います。 データ蓄積の重要

          スマート農業の最前線〜きゅうり生産者から学ぶ〜

          子商塾の開催 in Pizzeria Ocean

          子商塾の開催子商塾のワークショップを開催しました。子どもたちが考えたレシピをウィリアムズジェラートで製造し、それをピッツェリアオーシャンで販売しました。子どもたちに商売を体験してもらうことが目的です。 詳しい内容はこちらのページをご覧ください。 企画の思い 私がこのワークショップをやりたいと思ったのは、「仕事って楽しい!」「お金ってどうしたらもらえるの?」ということを、子ども自身が感じ、考える機会を作りたかったからです。 私の原体験としては、小学生のころ父親に「お小遣

          子商塾の開催 in Pizzeria Ocean

          令和6年6月議会一般質問

          来週から6月議会の一般質問が行われます。僕の登壇は6月6日(水曜)の10時からとなります。 今回は以下の2議題取り上げます。 ・交通見守りを行う旗当番の現状について ・公共施設のエネルギー性能の向上計画について 旗当番は、朝の交通安全のために保護者が交差点など道路に立って通学する子どもたちを見守る係です。これが、小学校低学年の子どもがいる家庭で、当番になるとき、子どもよりも先に保護者が家を出なければいけません。そうすると、子どもは一人で家に残されることになります。高学年

          令和6年6月議会一般質問

          親爺備忘録

          5月22日に父親の葬儀を行いました。享年71歳、膵臓癌です。平均寿命からしてまだまだ若いと思いますが、長ければいいというものでもないので、それが父の蝋燭の長さだったんだなと受け取っています。 多少は食生活が寿命を短くしたのではないかと疑っています。父は菓子パンが好きで、3度の飯を食べず、1日に数個しか菓子パンを食べない日も多くありました。体質は元々痩せ型でしたが、晩年はいつもカロリーが足りていないように見えました。 食にこだわりがあり、食べることが大好きな人でした。ジェノ

          西尾市の議会報告会は今週末です

          今週、12日(日曜)は西尾市役所で議会報告会を行います。ご都合がつけばぜひお越しください! 開催日:5月12日 時間:午前10時から11時30分まで 場所:西尾市役所5階(51会議室) ※zoom配信有り 参加:申込みは不要なので直接会場にお越しください 僕は今年は文教交流委員会の副委員長として、報告内容の作成に関わらせてもらってきました。令和5年度から今年度にまたがる、事業規模の大きい以下3議題を取り上げます。 ・生涯学習センタ(仮称) ・小学校全体プール計画 ・放課

          西尾市の議会報告会は今週末です

          新しいごみ処理施設について

          今日で3月議会が閉会しました。また報告します。夜は、西尾に新しく建てられるごみ処理場についての説明会がクリーンセンターでありました。 主な内容は、令和12年に新しくできるごみ処理場が環境に影響があるのかないのかを分析したその報告です。 新しくできる施設は今よりも大きくなって、岡崎と幸田の一部のごみも引きうけるようになります。今までは1日195トンで、新しくできる施設は266トン燃やせる予定です。 今は1日560車のごみ収集車が出入りしていて、新しくなると岡崎から39車、

          新しいごみ処理施設について

          3月議会一般質問

          3月議会の一般質問を終えました。今回は3議題についてです。 ◯鶴城公園テニスコート ◯空き家対策 ◯職員の人材育成 ◯鶴城公園テニスコート 鶴城公園を取り上げたのは、将来的にこの施設が廃止になる可能性がある、ということからです。西尾市内のテニスコートの数は県内で比較をすると多いほうであることから、廃止になりやすい部分になります。僕の意見としては、西尾市にはテニスコートがあるけど、その多くは河川敷や郊外に位置をしている数が多く、まちなかにはそもそもスポーツができる場所が少ない