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私のエコロジー思想の発酵プロセス

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「気候変動」という課題を解決したいという思いから自然との関係性、自分自身の脱構築、ポストヒューマニズムへと思想が移っています。その流れを自分のためにも記録していきます。
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記事一覧

微生物、アニミズム、脱植民地化、気候変動フィクション:発酵休学の振り返り

この8ヶ月、本当に発酵した日々を過ごすことができました。 どんどん微生物やアニミズム、脱植…

Isao
1年前
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死者が生きる体としての自分

前学期にプールで泳いでいたら偶然横のレーンから「あんたどこから来たの?」とアジア系のおば…

Isao
2年前
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「私」はずっと「私たち」だった。

参加していたWeのがっこうが12/11で最終回を迎えました。本当に自分の感覚や思想、気づきを共…

Isao
2年前
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絡まり合い、自然の中に溶けていくこととは。

こないだのWeのがっこうは、アーティストの大小島真木さんとの対話を行う時間でした。 大切に…

Isao
2年前
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微生物とサバルタン

私たちと、私たちの周りに住んでいる、存在している生物、植物、動物。彼ら「おとなりさん」た…

Isao
2年前
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1000万年後のプラスチックになる自分

「アイヌ、仏教、アート、哲学」の4文字を見て、即決で応募した、Deep Care Labが主催するWe…

Isao
2年前
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類縁関係から自然と世界を考え直す。

久しぶりに書きました。大学の講義を受講している中で出会った”Kincentric Worldview” (類縁関係を中心とした世界観)と言う言葉にとても強く共鳴をしたのでその心象を書き表わしたいと思います。 すべての存在は関係性の網でつながっており、世界はシステムの参加者ではなく、システムの関係性そのものを中心として動いている。Kincentricと言う言葉はそう考えるきっかけを与えてくれました。以前Noteで3つの世界観(人間中心(Anthropocentric)・生物中