I've Never Been in Love ジャズスタンダード深堀り : リズムラボ

 今回はこの曲。I've Never Been in Love について深堀りしていきます。

 この曲は、1950年に上演されたミュージカル『Guys and Dolls(ガイズ・アンド・ドールズ)』で歌われるデュエット曲として作曲家の Frank Loesser(フランク・ローザー)によって同年に作詞・作曲されました。



 ミュージカルの登場人物のSky Masterson(スカイ・マスターソン)と、 Sister Sarah Brown(シスター・サラ・ブラウン)が歌っています。

 このミュージカルは新しいもので2018年にイギリスで上演されるなど今もなお人気のミュージカルです。


歌詞で見る I've Never Been in Love

I've never been in love before
今まで一度も恋をしたことがないのに
Now all at once it's you
この瞬間に、すべてが貴方に
It's you forever more
貴方への愛は永遠以上に、、

I've never been in love before
これが初恋なのに
I thought my heart was safe
私の心は平静だと思っていた。
I thought I knew the score
私はこの事を知っていた。

But this is wine
しかしこれはワインの様で
It's all too strange and strong
それはあまりにも奇抜で強く、
I'm full of foolish song
私は愚かな歌で満たされて、
And out my song must pour
私の歌は押し流されてしまった。

So please forgive
だから許してください
This helpless haze I'm in
このどうしようもない靄の中にいる私を
I've really never been in love before
私は本当に一度も恋をしたことがないのだから。


ドラマーで見る I`ve never been in love

Ed Thigpenのライブ録音

 この録音では、歯切れの良いリズムカルなブラシワークを聴くことが出来ます。エドのブラシの表現力にはいつも驚かされます。


おわりに

 現在にまで続く人気ミュージカルの「Guys and Dolls」のデュエット曲。この楽曲はミュージカル人気の影響を大きく受けているからこその流れなのかもしれないですね。
 ジャズ曲がたどってきた運命。興味深いです。

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