エッセイ集　『仔牛の』より　「久しぶりに食べる息子とのちゃんぽん」

こんにちは。

長崎から広島へ移り住み
故郷の味に飢えていた頃

僕が25歳の時だろうか

本場の味を広島で食べた
「長崎ちゃんぽん皿うどん」

小学生の息子とよく通ったあの店
何十年も行ってなかった

店構えは全く変わらず
店の味も受け継がれ

のれんも、椅子のレイアウトも
変わってなかった

タイムスリップしたこの場所で
本場の長崎ちゃんぽんの味を堪能した

変わったのは
僕は身体の悪い初老になったけど
息子はすっかりと逞しく大人になった

息子がお嫁さんと一緒に
連れて行ってくれた

今までの中で
1番の「長崎ちゃんぽん皿うどん」だったかなぁ

少し早い父の日のプレゼント
ありがとう

心折れた日から
めげずにリハビリを続け
一日一日を大切に
生きてきて良かったと思いました。

いよいよ本格的に梅雨が始まりそうです
今年の梅雨は短く暑い夏になるのかなぁ？。