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エッセイ集 『仔牛の涙』より家族旅行③ 〜僕と息子達の此れから目指す道〜

エッセイ集 『仔牛の涙』より
家族旅行③ 〜僕と息子達の此れから目指す道〜

こんにちは。

30日、渓谷に建つ和風なお宿

夢のような時間は
あっと言う間に

辛かった、人に頼れないから
強くなれたと

彼等は、言ってくれた
この世に生を与えてくれた
「ありがとう」

普通の家庭だったら彼等の個性を
押さえていたかも知れない

結果は、
今から彼等がだすそうだ
近い将来に…

楽しみに長生きしないとなぁ

僕は
「何時でも応援していると。」
彼等に話しかけた

「彼女は、出来たの?」:ニ男

「新しい家庭を持って
 君達との縁が切れてしましょうのが
 嫌だった。」

今日
円卓囲んで3人が話す時間は
降りしきる雪も知らず
窓ガラスを曇らせる
 
2年前から交流し始めた兄弟
それまでは、疎遠だったらしい

今日は
3人の魂が近づいたような

同じ魂を持っていたと
お互い気付いたような気がする

僕は
作詞家、ライター、シンガーソングライター

長男は
今の事業を進めて色々とやりたい事が
あるそうだ

ニ男は
俳優、カメラマン、クリエイティブディレクター
色々と可能性を探していると

東京でアルバイトしながら
自分の夢を追い続けてると

2022年は
3人にとって
実りある年になって欲しいと願った

親として
「内臓は鍛えられないから気をつけてと。」

朝から
兄弟揃って風呂に入っている 
言葉を言えなかったニ男が
「兄貴、風呂が整ったよ。」 

スマホから送った年賀状
一つの一方通行が
二つの一方通行になり
彼等の幸せを願った
 
元旦を迎えて
彼等から
「あけましておめでとう。
 今年も宜しく」

新しい年の始まりに
新しい家族が動きだす

また、3人で円卓を囲みたい
今年の力になった。

あけましておめでとうございます。

本年も家族共々、よろしくお願いします。


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