IsAO歌集 「秋時計の針の音」 by IsAO
こんにちは。
「台風が過ぎ去ると
また、一つ、秋が掌の中で
転がり遊びだした
季節時計の針を見つめていると
絶え間なく動く秒針が
秋を一気に近づけた
蝉の鳴き声がツクツクと
晴だす秋空に小さく奏でてる
夏の始まりを告げ
夏の終わりを知らせます。」
素敵な一日をお過ごしください。
本日もよろしくお願いします。
楽しい週末をお過ごしくださいね♪。
新曲 「秋時計の針の音」 オリジナル
2021-9-18
作詞.作曲 IsAO
1:
A: 降り止まない雨は
梅雨の季節のように
蒸し暑さが戻りだし町を湿らせた
A’ 季節は形を変えて
夏の日の足跡残しながら
澄みきった空に秋の声が聞こえだす
B: 眠れない季節の変わり目
目覚めた夜の闇の中で
虫の唄が僕の部屋を包み込む
C :遠くに聞こえる2号線の車の音
山陽本線の貨物列車の音
二つの声が混じり合う
真夜中の時間を止めているよう
C’眠気吹き飛ばし小さな幸せを感じ
勿体ない秋夜の緩む空気に酔い
窓から溢れる灯り見つめていると
布団に入ると朝の光を浴びていた
2
A. 秋の日のスーパー台風は
秋を知らせる通り道
季節に合わせ落ちる雨、またかと鉛の唇
A’ 降りだす止まない雨、「もう秋なの?」と
心の中で刻む雨音のリズム
窓越し流れ雫を指でなぞっている
B. この雨を乗り越えて
掌広げて秋の風を追いかけて
指の隙間から高い高い青空を見上げて
澄んだ空気を一杯に吸い込んだ
C. 「いっぱい、いっぱい、いっぱい
やりたい事が起きるし、あるし」
未来(あした)への思いに
胸が張り裂けそうになるんだ
C’ 季節時計の秒針が絶え間なく円を描き
秋を一気に近づる微かな針音
時の川に合わせ静かに優しく流れだし
この町のさざ波に溶けだした