見出し画像

遺産分割協議ってどうやればいいのか簡単に解説

遺産相続の手続きは大きく2つ

遺産相続の手続きは、遺言書がある場合とない場合で大きく2つに分かれます。

遺言書がある場合、原則として、その遺言書どおりに相続財産を分ければよいので簡単です。

では、遺言書がない場合はどうすればいいのでしょうか?

遺言書がない場合は遺産分割協議が必要

遺言書がない場合は、相続人同士で遺産を分割する必要があります。

この手続きを、遺産分割協議といいます。

遺産分割協議は、相続人全員が参加して行う必要がありますが、特別な手続きなどは定められておらず、自分たちで都合の良い日に集まって、話し合いで行うことができます。

ただし、遺産分割手続きでは、誰がどのような財産を相続するのか、具体的に定めて、それを書面に残す必要があります。

この書面のことを、遺産分割協議書といい、あとから不要なトラブルを避けるために作成されます。

遺産分割協議書についても、特別な方式などは定められていませんが、日付を記載することや、相続人全員が署名・押印することなどが最低限のルールとして必要になります。

具体的な遺産分割協議書の作成方法については、別の機会に解説します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?