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NISAブームについて(2): 投資まつわる誤解&化学との共通問題

投資に関して少しだけ補足しておきます。個人的に勉強して得た結論としては「低コストの投資信託に長期分散積立投資するのが王道」という事になります。

投資信託というのは色々な株の詰合せパッケージ商品で、食べ物に例えると色々なおかずの詰合せの幕の内弁当みたいなものです。仮におかずの一つが不味くてもダメージは小さく食事に影響ありません。これに対して個別株は、食べ物に例えると単品おかずの弁当みたいなもので、このおかずが不味いとダメージが大きく食事できない事になります。

多くの日本人が投資というと個別株の売買ばかり連想して、短期で儲かるか暴落時のダメージが大きいものと思い込み、投資信託の事をよく知らない原因は、前回述べたように次の2つだと思います。
○金融教育の貧弱さ
学校における教育時間がそもそもゼロに近い

○マスコミ報道のあり方
投資詐欺など悪いニュースが多い

投資における問題点を自分の専門である化学に当てはめて考えてみると、
大きくの日本人は化学というと日常生活から遠い存在、化学物質は危ないもの、などの誤解しているように思えます。この原因は主に2つあり、

○化学教育の貧弱さ
教育時間はともかく、内容が受験対策の暗記ばかり

○マスコミ報道のあり方
化学物質による健康被害など悪いニュースが多い

など、投資におけるものとよく似ている共通問題があると思います。

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