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二日酔い予防のコツ(1); 気をつけたい事

お酒を飲んだ後の二日酔い、例えば、吐き気、頭痛などは大変つらいものですね。

二日酔い予防のために最も大切なのは、先に紹介した適量(アルコール20g、あるいはアルコール血中濃度0.1%)を守ることです。

しかし、適量を守っていても時と場合によっては二日酔いになってしまうこともあるので、予防のために幾つか補足点を挙げる事にします。

1. なるべくゆっくり飲むこと

ハイピッチで飲むと(適量を守っていても)酔ってしまう可能性は高くなります。
特に、一般的に冷やして飲むお酒(ビール、白ワインなど)や冷やの日本酒(大吟醸など)の時は注意が必要です。低温ではアルコールは胃壁からあまり吸収されないため、酔いを感じずにグイグイ飲めてしまいます。しかし温度が上がって来るとアルコールが急に吸収されるので、一気に酔いがまわって危険です。

2. 水分補給をこまめにすること

理想的には、飲んだお酒と同じくらいの水を飲むとよいと言われています。例えば、「お酒一杯飲んだら→水を一杯飲む」、その後また「お酒を飲む→水を飲む」、とこれを繰り返すわけです。

特に、日本酒の合間に飲む水は「和らぎ水(やわらぎみず)」と呼ばれます。洋酒にあわせるチェイサーと役割は同じです。また、日本酒はもともとアルコール度数の高いお酒なので、あえてロックにしたり、水割りにして楽しむのもひとつの方法だと思います。

3. お酒の原料成分にも注目すること

添加物が多いと酔いやすいこともあると言われています。お酒に添加物が多く含まれていると、アルコールの分解速度が遅くなってしまうからです。

例えば、日本酒のなかには、味や香りを調えるために糖類や旨味成分が足されているものもあります(いわゆる、普通酒タイプ)ので、これらがなるべく少ないものがいいでしょう。米だけで造られた純米酒タイプ、あるいは醸造アルコールが少しだけ添加された大吟醸タイプがいいと思います。


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