メディア論

メディア論なるものを提唱したい。
メディア論、それは人が生きる目的を説明する理論体系である(理論体系であるべきである)

簡潔に表現しよう。メディア論とは、人は何かを表現するために生きており、表現の媒体の選択は人それぞれ違う、というものだ。

この媒体を深掘りできていないし、体系化できていない。それにこの理論が存在する価値なるものが見出せていない、腹落ちしていない。然るにアイデアの域から逸脱し得るものではない、というのが現状である

僕はこの文章を大阪-京都間を線形に移動する電車のなかで揺られながら書いている。移動はいい。強制的に規定された箱のなかで、予め決められた時間、まるでやることがない。その観念そのものが移動である
良い機会だ。考えを進めてみようではないか。

生物学的にヒトは、サル目ヒト科ヒト属に分類される。猿からヒトに進化した説を証明する確かな根拠は2024年の今も見つかっていない。遺伝子を見てもヒトのそれは猿の塩基配列と酷似しているらしい。結局ヒト特有の二足歩行、そして、ヒト特有の文化、複合的な角度からヒトという存在を析出せねばらない。

であるならば、鍵はこの「文化」とやらである。文化とは何か。

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