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お金がないと人生の選択肢をせばめてしまう。

今思えば、

子供の頃私はあまり裕福ではなかった。

その頃は気づかなかったけど。

団地に住んでいて、周りも同じような生活水準だったので、

自分が貧乏だーー。

と思い悩むこともなかった。

その中で、一つ思い出がある。

高校受験前の中学3年生のときに、
どこに受験するか迷っていたんだけど、
親が急に銀行の通帳を見せてきて、
これが我が家の貯金だよ

と、見せてくれた。

20万円ちょっとだったと思う。

子供のときだったこともあり、20万円が
多いのか少ないのか、あんまりピンと
来なかったのだが、まあ多くはない。

当時、私立高校の受験料と入学金が確か20万円くらいだったと思う。

入学金は公立高校の合格発表前に、支払わなければいけないルール。

とにかく言いたかったのは
私立高校に行ってはいけない、おろか
滑り止めも受験できないということだった。

それを踏まえて、
公立高校の受験先を選びなさいということを言いたかったのだ。

貧乏だったけど、あまりお金のことは考えず、生きてきた。
ある意味、貧乏なりにお金の心配をしないで
中学3年生までこれたのは幸せだったんだと思う。

でも、こうしてお金に絡みながら、
進路を考えるという事実にちょっと、
複雑な気持ちというか、大人への一歩を踏み出したという
心境だったのを覚えている。

とにかく、滑り止めの私立高校を受験できないので、
公立高校のなかで絶対に受かるレベルの高校を
受験することとし、高校に進学することが出来た。


40歳も過ぎて、このことは他のことに比べて
記憶に残っていることを思うと、
自分の中でも印象深い、大切な記憶なんだろう。

たまに、あの時もう一つ上の、
チャレンジできる高校を選んでいたら、
人生変わったかな?なんて
思うこともある。

でも、親を恨むわけでもないし、
自分の選択を悔やんでもいない。

あのときは、あの環境であの選択が
ベストだったと思っている。

良かったことや悪かったことをまとめてみると

良かったこと

・高校に入り、学力で上のレベルの立場からスタートすることができるため、授業についていけないことによる、学校生活が面白くないということが起こらなかった。

・学校が近かったので、勉強する時間や部活も目一杯出来た。

・自由な校風で、先生も良い人が多かった。

悪かったこと

・一つ上の高校へ行くことで得られる、向上心が高い周囲の環境に感化され、勉強のやる気アップが見込めた可能性あり。

ということになる。

自分の中では、良いことも悪いこともあるんだし、結局どこの高校に通っても自分次第なので、大して気にはしていない。(はず)

自分が高校生の時は、あっちの高校に通っていたら、どうだったかともう少し気にしていたと思うけど、友達がいっぱいできる中で、気にしなくなったし、親父になった自分としてはいい思い出。

しかし、この思い出は、自分の中でお金に対する価値観を決める
大きな要素だったと思う。

お金によって、歩むべき選択肢が狭まることを
身にしみて感じたことで、
お金の有無は、人生を決めてしまう大切なこと。

お金が全てではないけど、
お金が無いが故に、人生の選択肢において、
その選択肢を選べないということになるわけです。

そして今では、家庭を持ち、子供を育てる中で、自分のお金により
子供の選択肢を狭めてしまうことがあるということ。

自分だけなく、家族の人生の選択肢を
狭めてしまうのであれば、お金は無いより
あったほうが良い。

人によって、考え方はあると思うけど、
お金を持つと、持ってなかった人には考えられない、
選択肢が生まれると思う。

いわば
時間をお金で買うようなことや、
体験や経験をお金により享受できること。

自分以外の人でもできるようなことは、
お金を払えばやってもらえるし、
その分自分の時間は他のことに
使える。

英会話の勉強が必要であれば、
お金が無ければ参考書を買うくらいにとどまるが、
お金があれば、留学したり、マンツーマンで外国人と
英会話をするという選択肢が生まれてくる。

まあ、お金があることで、変な人が寄ってきたり、
お金を搾取されたりという、可能性も増えるが、
実は貧乏人ほど、お金を搾取されて、貧乏というところもあるので
さほど、デメリットではない。

お金が無いと、選択肢が狭まるということは、
あなたも経験していると思うが、
そこで諦めるのではなく、
その選択が出来ないことを悔やみ、
そしてそれをどう解消していくかを
しっかり考えていくことがたいせつですね。

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