1.2 〜出生率〜
基本、未来を予測することは難しい。
そういうなか、かなりの精度で予見できるのは、人口構成。移民が少ない日本においては、特に。
合計特殊出生率1.2。(2023年度)
*人口は2.07あって、やっと維持することができる。
これより下なのは韓国の0.72(世界一の低出生率)
台湾の0.87
シンガポールの0.97
2020年度、政府は2024年度の出生率を1.43(1.13~1.36)と予測していた。この1.43をもとに2070年の人口を8700万人と見積もっていた。実際は1.2。想定範囲だったが、「悪い方のシナリオ」に遭遇している。
既存の人口は、年齢別の死亡率によって予測できる。
年齢別の死亡率が急激に下がることは考えられない。
人口推移の予測は、子どもがどれだけ生まれるか?を予測する必要があります。
人口推測の際、精度を落とす原因となるのは、出生率。この変数の予想は難しい。出生率の上流にあるのは、既婚率。この出生率・既婚率がいつ下げ止まるのか?
「50歳時の未婚率」は男性で28%、女性で17%。
結婚を選ばない人は、これからどんどん増えていくと予想される。自分の周りを見ると、4〜5割は結婚していないので、40%くらいまでは上がっていくのではないだろうか。
出生率は、男性の長時間労働に逆相関しているそうだ。男性が長時間働く社会は、子どもを育てることができない。
多分、未婚率も同じだろう。
長時間労働は、人類史にとっては美徳であったけど。
この数十年に間に、倫理的でないように、進化していく。
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