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子供のころに聞いた戦中戦後の話 第六話 ~ヤミ市~

子供のころに聞いた戦中戦後の話 昭和50年頃に聞いた話

戦中、日本の大都市はすべて米軍により爆撃されました、爆弾もあったんですが焼夷弾、こいつがじつに厄介で落っこちたかと思うとあっというまに燃え広がり、その火の海の中をじーちゃんたちは必死で逃げ回り、あっというまに焼死体がごろごろ転がる焼け野原に変わったそうです、じつにキツイ体験だったと思います。

そんな中で迎えた終戦、食い物、着るもの、ありとあらゆる生活必需品がありません足りません、でもね、あるところにはあったんです、それがヤミ市でした。

母曰くなんでもあったそうです、ホットケーキミックスもマスクもゴム手袋も消毒液もベビー用品も、ただし法外な値段で。「欲しがる奴はなんぼでもおるんや、金がないなら近寄んな」腹をすかせた子供たちのためにと思っても買えなかったり、わずかなお金と家族のために赤線(売春宿ね)に身を沈める女たち、もっと金になるからと青線(米兵専門の売春宿ね)に売られていく女たちもいたそうで・・・・・・・

あれ?なに?このデジャブ?そういえば今回の扉絵、これにしたらと天の声が聞こえたよあと岡村さんがこんな話あるでって深夜に教えてくれたよ?

ほんとうに人ってのはおろかなもんなんでしょうか?          繰り返すあやまちのなかで人はただ空の青さを知るんでしょうなあ・・・

ヤミ市はときどき警察・MP(米軍の警察)が取り締まってはいたそうですが今の腰抜け政府はメルカ〇を反社会的勢力に与する者とはよう言わんのでしょうなあ、ましてや政府転覆を狙う狂産主義の一見民主党とか〇ルカリがたっぷりとみかじめ料をはらってるテレビとか新聞とかはねえ・・・

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