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エクソシスト 信じる者 雑感

エクソシスト信じる者 

映画としてはよくできてると思う、怖がらせるタイミングとか予想できたし
ただ怖くない、本当に怖くない、グロはちょっとだけある。
内容や伝えたいことはわかった、宗教の垣根をこえて悪魔をやっつけよう!
でもさ一神教がしみ込んでる人にはこれが限界なんだろう
プロテスタント、カトリック、他ローカル宗教の集合智で悪霊よ去れ!
前作(と言っていいのか)のカトリックによるエクソシスト(悪魔払い)による壮大な戦いとは別物にしたかったんだろうが
全部が中途半端、牧師と神父と修道女の違いなんかわからんやん普通は
そこにシャーマンでしょ、とっちらかるよなあと
ただ、字幕の方はとってもよくキリスト教を勉強されててプロテスタントとカトリックのちょっとした差異を字幕で工夫されてたりとよく聖書を読み込んでるなあと感心というかプロテスタントの人ちゃうかと思ったり。
(俺は不真面目ですがカトリックなんでちょこっとは知識があったり)
そうそう、俺が薫陶を受けた神父様はめちゃくちゃ優秀な人でバチカンでエクソシストの勉強もちょっとだけされたらしくあれは精神医学だよみたいなことを言われてましたね

そんなことよりひっさびさにノートつける気になったのはですねえ・・・

昭和48年のある日、祖父から緊急に親族よ集まれとの連絡
その日の夜は親族20人ほどがなんのこっちゃと本家に集まり食事をとりながら上機嫌の祖父がとある映画のパンフレットを手に話し始めました
その日、祖父はお店(自営業)をさぼりひとり町で映画をみることに
なんだかすごい行列の映画があったのでまあこれが面白いんだろうと
入ったそうです。
その映画こそ「エクソシスト」今までホラー映画なぞ見たこともない人間がまったくの予備知識もなくこれ見たんです、その衝撃たるや!
世の中にこんなにすごい映画があったのかと腰を抜かさんばかりに鑑賞
その日は2回見たそうです

これは親族に報告せねばならんとパンフレットを数冊買いこみ、家に着くや
親族に連絡をとり、夕食の出前も手配し、この衝撃をはやく伝えたくてうずうず

その報告を聞いた親族一同、そんなことくらいで呼びつけるなと思ったそうですまだ子供だった俺もそう思いましたが、赤ら顔で上機嫌の祖父の顔はほんとに楽しそうだったのを今も覚えています。

俺もそんな映画に巡り合いたいなあと思いますが情報過多のこの世の中、なかなかに難しいでしょうねえ



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