将来は公園でグラウンドゴルフをするジジイになりてぇ
毎日暑いですね。
毎日3リットルの麦茶を抱えて出勤しています。
車通勤なので本当は抱えていません。
自分は熱に弱く、4月頃に天気予報で「本日は初夏の陽気でしょう」と言われるたびに夏への呪詛を吐き出しています。
何が陽気だよ。C↓S↑かよ
こっちは生まれながらの陰気だボケ
晴れパもクソもパーティ組む友達がいねぇよ
昔から暑いのが嫌い、なんなら体温調節ごと苦手なので「もしかして変温動物なんじゃないの?」と思うこともある。
もし変温動物なら冬眠しても許される。
…冬は寒くて嬉しいから遊びたいし絶対に冬眠なんてしないけど。
本題
そんなサトウなんだけど、先日高齢者4人がグラウンドゴルフをしているのを見かけた。
炎天下の中楽しそうにグラウンドゴルフに興じる、
男女2人ずつの高齢者。
一体どこで知り合うんだろう?
グラウンドゴルフ専用のマッチングアプリでもあるのだろうか?
「君も友達作りへのティーショットを打とう!」とか
「老後の健康のためのスタートマット」とか
2秒で考えたようなキャッチコピーがクソダサワードアートで打ち出されたホームページが思い浮かぶ。
もちろんホームページビルダー製。
…自分が何を言っているのかわからなくなってきた。
Googleで「高齢者 友達作り」と検索したら
Google謹製のAI「Search Labs」が教えてくれた。
いや本当にマッチングアプリかよ。
確かにマッチングかも知れないけどさ~
Tinderスワイプしてゴルフクラブ持った好々爺が出てきたら笑うだろさすがに。
と思って追加で調べてみたら、
地元の掲示板 ジモティーが出てきた。
「シニア」の東京都の友達のメンバー募集 全119件
マ?
現代ってすごいですね…
閑話休題
自分はあまり人と交流するのが得意じゃないんですよね。
超絶人見知り閉じこもり人間なので、
交流機会を与えられたとしても絶対に参加しない。
ワンチャン友達に誘われたら参加するかも。
…やっぱり行かないかも。
いや、多分友達と一緒に参加したうえで、
自分は上手く馴染めなくて二回目は無いパターンだ。
そして孤独死する。
風が吹けば桶屋が儲かるし、
俺はゴルフに参加できなくて孤独死する。
今ですら頻繁に遊ぶ友達は片手で数えられるくらいしかいない。
極稀に遊ぶ友達を含めても両手で収まる。
多分このまま友達は増えないし、1人の友達を除いてみんなギリ20歳台だ。
ポジティブなものもネガティブなものもあるが、
ライフイベントがまだまだ控えている。
そうなると、仲違いしなくても距離は離れる。
それは良いも悪いもなく、事実なのだ。
俺は結婚もできないから子どももいない。
つまり孤独だ。
ちなみに孤独でいることの最大の利点は、「配偶者の死」を知らないで済むことだ。
ホームズとレイの示した「社会的再適応評価尺度」に依れば「配偶者の死」はストレス要因のトップだ。
それを経験しないで済ますには、未婚を貫くか、配偶者より先に死ぬか。
それはそれとして。
割と孤独死一直線だ。
…書いてて思ったけど、グラウンドゴルフに参加しているジジイも、
独身とか配偶者に先立たれていれば、孤独死しうる。
よかった。あの楽しそうなジジイも孤独死する可能性はあったんだ。
孤独死するのは俺だけじゃなかった。
じゃあいいや。解散。
ここまで読んでくれた人ありがとうございました。
社会とのつながりがあれば孤独死しても
遺体の発見は早まるだろ、というご意見に関しましては、
既に頭の中で浮かびましたがすぐに沈めました。
あと、自分以外にも孤独死する可能性があることを、
「よかった」と言ってはいけません。
あと、人生を楽しんでいる高齢男性のことを「ジジイ」と呼称するのはやめましょう。
おわり
昔両親と行ったパターゴルフでホールインワンを決めた。
しかしパパは普通に見ていなかった。
ママは病んだ長男からのメールを見ていた。
誰も見ていないのである。
小学生だった自分には少しキツかった。
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