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買ったもの

日本に帰ってきてから散財が止まらない。豪快にお金を使っている。買い物はストレス発散になるというが、本当にその通りだと思う。量を買えばいいというわけではなくて、なんかいいことがあったとき、物事が無事進んだときに自分への報酬として、自腹を切って自分の機嫌を取っている。以下、私が買ったものの一部。

スーツ。就活用。なんの感情もなく、店員が言うものを言う通りに買った。スーパーイエスマンになってきた。ズボンの裾はヒールの高さに合わせて切るのですね。初耳でした。

黒のスラックスとパンプス。インターン先の服装がオフィスカジュアルなので、就活用のスーツだと些か浮くのだ。だから、GUで黒のタック入りのスラックスを1本買った。同じ日に別の店で黒のパンプスを買った。GUにも黒のパンプスはあったのに、自分の足に合うサイズがなかった。足が大きい私は、服屋で販売されているような靴では足が入らないのである。嫌だ嫌だとぼやきながら隣町まで靴を買いに行った。最寄りの駅の靴屋では黒のパンプスは売っていても、24.5cmの足に合う黒のパンプスは売っていなかったのである。そこのシューズメーカーは靴を24cmまでしか製造していないらしい。足が大きいと不便である。

夏用のサンダルを買った。なんかシンプルなやつ。古代ローマの人が履いていたサンダルに似ているようなやつだ。何年も前から夏用のサンダルが欲しかったのだけれども、履く機会があんまりないから持っていても無駄かなと考え、買うのを控えていた。だけれども、今年の夏はサンダルを履いていける場所に大量に行くので、サンダルを買った。気分はルンルンだ。

サンダルを買ったのならば、足の爪を彩らなくてはと思い、マニキュアを買った。群青色とベージュ。足の爪に塗ってみたのだけれども、なんだかあまりうまく塗れなくて、爪からはみ出してしまったり、色むらが出来たりしてしまった。まあ、かわいいから許す。

化粧品を買った。下地、コンシーラー、ファンデーション、口紅を2本、アイシャドゥ用の下地、アイシャドゥ2個、アイブロウペンシルとパウダー、眉マスカラ。ロンドンにいて気が付いたことは、化粧品は意外と早くなくなるということだ。渡英するまで毎日化粧をする生活をしていなかったから、どのくらいのスピードで化粧品が消費されていくのかの感覚が定まっていなかった。その結果、化粧品がロンドンでなくなりそうになって、焦ったから、今年の夏は大量購入している。

私服。2年ぶりくらいに必要に迫られずに自分の服を買った。3枚。ジーンズとTシャツとトップス。小学生の時分、私はお洋服が大好きな女の子で、しょっちゅう母親に服を買ってほしいとねだっていたが、いつしかそんな可愛さは失われ、きちんと見える服があればいいと、服の購入をめんどくさがる学生になってしまった。服屋に行くことは好きなのだけれども、なんか見ただけでお腹いっぱいになってしまうのである。

ちょっといいハンカチ。人間にあげるよう。ハンカチってあまり贈り物にいいものではないけれども、お菓子(アレルギー問題)とか美容品(香水、ハンドクリーム等。好みの差が激しい)をあげるよりかは、ハンカチみたいなものの方があっても困らないしちょっとしたお礼にいいかなとなけなしの脳みそを振り絞って考えたのである。ハンカチを1枚買うためだけに、わざわざ日本橋の三越まで行ったのである。まあ、用事のついでだったからいいのだけれども。

そんな感じ。

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