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日々の断片

寮の火災報知器がまた鳴った。今年に入って3回目だ。朝ごはんを寮の食堂で食べていたところで、コートがなく、防寒着なしで20分ほど外にいた。気温は2度だった。おかげで風邪を軽くひいた。鼻水が止まらない。自分の予想以上に鼻水が出て、手持ちのポケットティッシュが足りなくなり、大学のトイレからトイレットペーパーを調達した。トイレットペーパーを持ち出さないでくださいと書いてあったけれども、緊急事態だから許してほしい。


先週くらいにぎゃおぎゃおと書き綴ったエッセイの個人票が返ってきた。点数が問題ごとに細分化されている。見たら、自分が思っていたところとは違う部分で減点されていた。もう何が何だかわからないから、来週の月曜日に先生に聞きに行こうと思って、メールを送っておいた。


前学期のテストの点数が年末に通知されたため、学期1週目だった今週は色々な人が「テスト何点だった?」とか「テストどうだった?」と話していた。私のところにも聞きに来た。「テストの点数を人に教える趣味は私には
ないんで。」という旨をもっとオブラートに包んで返した。人はなぜテストの点数を聞きたがるのか。テストの順位で何かが変わるのであれば、まだ理解の余地はあるけれども、なにも変わらないのになぜ他人の点数を聞きたがるのか甚だ不思議だ。


腕が攣った。足が攣ったことは何回もあるけれども、腕が攣ったことはなかったため、本当に攣っていたのか否かは不明である。多分攣ったんだろう。そういうことにしておこう。体のどこかが攣ると、筋肉痛みたいな感じの違和感が数日続く。利き手を攣ったから、文字は書きにくいし、食事もしにくいし、ミスタイプの数は指数関数的に増加傾向にある。不便極まりない。水分補給をしてから寝ようと思う。


いつも行くコーヒーチェーンを閉店間際に訪れたら、商品ケースの上にポップコーンが置いてあった。「あー、ポップコーンか」と思いながら会計をしていたら、レジの姉ちゃんが「消費期限が今日までで、閉店したら廃棄になるだけだから持ってきな」と言って、2袋もくれた。さんきゅ、レジの姉ちゃん。コーヒー扱うのに毎日白いニットのカーデガン着てるところ、最強にカッコいいと思う。馬鹿にしてるんじゃなくて、ほめてるよ。


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