周りに迷惑ばかりかけて反省しない元友人に疲れた


知らないよ!他人の恋愛なんか!自分の恋愛もうまく行かないのにさ!!
などと常々思うわけで、勝手にやってろと毎回思います。

今回はほぼストーカーと化した友人(既に縁切り済み)に多大な迷惑をかけられた話をします。

処女はストーカーになりやすいの?

22歳頃、長年知り合いのバンドが大阪で初ライブを行うというわけで、有給休暇で大阪へ向かいました。大阪には友人がたくさんいたので会いたいし、いい機会だったんです。

知り合いですから打ち上げにも連れてってもらい、そこで違うバンドのJさんという明るいイケメンを紹介され、一気に仲良くなりました。
そこからはJさんと私の関係は徐々に近くなり、東京に帰ってからもよく会いました。

大阪の打ち上げの席では女癖が悪いSさんが友人を連れて消え、どうやら処女を奪ったようです。友人は広島に住んでいたのですが、Sさんが忘れられないとかで、上京することを選びました。

迷惑な上京

最初は広島から東京に来ていた学友の家に泊まる予定だったのが、彼氏と同棲するとかで断られ、職探しの間だけでも泊まらせてくれと頼まれ、1週間程度ということなので他人と暮らすのが嫌いな私も渋々OK。

ところが職探し用の服も靴も履歴書も持ってきていないし、めぼしい会社も探していなくて、ムカついた私は就職雑誌を叩きつけ、ようやく面接に向かわせました。
もちろん私の服と靴を貸してです。

ようやく合格が出たのがアパレルの事務で、東京に住むために広島に帰るんですが、1週間という約束を超えて1ヶ月いたので、食費も光熱費も2倍です。一日中我が家にいたりする日が多くて電気代はとんでもない値段になりました。

1ヶ月ぶんの生活費をくれと言ってから私は会社に行き、帰ったら5000円が。いや、5000円どころじゃないでしょ。私の感覚ですが家賃半分と光熱費と食費を置いていくだろ、と。

ハッキリ言わなかった私も悪いのでそこは諦め、次は家探しのために1週間泊めました。日割り計算で家賃ももらい、食費は自分で出せという条件で。

家も決まり、ほとんどの家具家電は親に貰ったお金で揃え(甘すぎる)ようやく一人暮らしになったはいいものの、彼女の真の目的はSさんです。アパートはSさんの家から自転車で20分。Sさんは彼女がいるため友人とはセフレになりました。

まあまあ売れてるバンドマンなんてそんなものです。

友人、会社をクビになる

そして会社勤めをしていた友人ですが、上司に嫌われ、1ヶ月半の研修期間でクビになりました。
仕方がないので「ちゃんと働く」という条件で私の会社が持っていた飲食店で働くことに。ところが初日からバックレ。理由は寝坊。店長にクビにしていいよと言いましたが心の広い人なので翌日を初日に変更してもらい、順調?に働き出しましたが、そこだけでは家賃しか稼げないため、近所のスナックで18時から0時まで働きはじめ、それからは遅刻が増え、さすがの店長も私に愚痴を言い始めました。

やんわりとその話をしたらスナックを辞めてうどん屋にバイトで入ったと。22時までだから大丈夫!なんて言われましたが、信用はできないので様子を見ていたら遅刻はなくなり、店長も納得してくれました。

Sさんに迷惑をかけはじめた友人

ところがSさんとのセフレ関係が変化していきます。私がJさんと仲違いをしたのがきっかけで、彼女の目的は私に勝つことに変化していたのです。
だからSさんと会う頻度を増やしたらしいのですが、元々セフレですから徐々にSさんは迷惑に思い始めたのです。

Sさんと私は普通の友人ですから、Sさんが愚痴を言い始めます。もう関わりたくないからさかこさんから言ってくれ、と。Sさんが言っても聞いてくれないから、最終手段だったそうです。

友人ストーカーになる

私がその話をしたら「わかった……」と落ち込んでいたのですが、タイミング悪く私が食中毒になり実家に戻って治し、その後3日は会社も午後からの出社になりました。
アパートに戻ったその夜にSさんから近所で飲んでいるから来ないかと電話がありましたが、食中毒で体力がない私は断りました。

そのすぐ後に友人から電話で体調はどうかと聞かれ、Sさんに飲みに行こうと言われたけど断った話をしました。

私は一瞬「しまった!」と思いましたが、Sさんがどこで飲んでいるのかは予想がつかないだろうと考え、保険のために「絶対にSさんがいそうなバーを知ってたとしても行くな。惨めになるよ」と釘を刺し、友人も「わかってるよ」と言っていたので安心して眠りにつきました。

ところが!!!

翌朝8時にSさんが私のアパートに来るなり「あいつが来た!!」と言うのです。寝起きで腹痛もあったため、状況が飲み込めずにいたら、私が寝た時間ぐらい(23時)にSさんがいたバーに行ったらしいのです。Sさんが飲みに行く場所を虱潰しに探したのか、予想をつけたのかは知りません。

2時間ほどSさんと話し合い、金輪際関わらないように念を押さないとエスカレートするであろうと結果を出し、私もSさんもきつく言うことにし、私は会社へ、Sさんは自宅に帰りました。Sさんの怯えようは可哀想なぐらいでした。セフレ解消だからしつこく付きまとうなと言ってあったのに……と。

その日のうちに電話でSさんが大変怯えていることを話し、Sさんが今から電話するからちゃんと聞いて二度と迷惑をかけないように、と言って切り、Sさんもこれ以上付きまとったら警察に言うとハッキリ言ったそうです。(Sさんから聞いた)

翌日会社へ行くと友人は私に謝ってきました。
もういいから忘れなよ、なんてことを話した気がします。

友人大嘘をつく

その後は特に何も無く、年末になりました。私は2日夜から実家に帰る予定で、友人は「だったら2日に〇〇ちゃんと遊ぼう」と言われたのでOKしたのですが、元旦に電話があり、〇〇ちゃんが風邪を引いたから今回はとりやめにしよう、と言われ、私はどっちにしろラフォーレ原宿のお正月セールにも行きたかったし、取りやめに賛成しました。

実家に帰る前にラフォーレ原宿に寄ったところ、一緒に遊ぶはずだった〇〇ちゃんがお店に出ているのです。あれ?風邪を引いてるんじゃなくて仕事があったのかな?と思って「風邪なのに大丈夫?」と聞いたら「あ、うん、えーと大丈夫」と煮え切らない返事。
こりゃなんかあったなと思いつつも実家で過ごし、明けて5日に会社の事務室で働いていたら店長が正月に行ったスノーボードの写真を見せにきました。

……なぜ友人が写っている……

簡単な推理です。店長が店のバイトたちを誘ってスノーボードに行く際に、友人も誘ったのでしょう。だから先に約束していた私と〇〇ちゃんを断って、スノーボードに行ったのでしょう。

店長は一瞬、私の顔が鬼になったのを見逃しません。ヤバイと思ったのか事情を聞いてきたので全部話しました。店長とは長い付き合いです。私の性格もよく知っています。

キレたらとことん許さない

その日は正月明けだったため、会社は忙しくて友人と会う余裕もなく1日が終わりました。帰ってから頭を整理して、友人に電話しました。私が許せなかったのは〇〇ちゃんに嘘をつかせたこと。
関係のない人に嘘をつかせるなんて人間としてどうかしている。

「あのさー、店長にスノーボードの写真見せて貰ったんだけど、なんであんたが写ってんの?1月2日に」
こんな感じで話し出しました。あっさり白状しましたが、ひどい言い訳が返ってきました。
「店長に誘われて行きたくなって……」
「じゃあそう言えば良かったじゃん。別に行くななんて言わないよ」
「誘われてないさかこちゃんが可哀想だったから」
「は?私はスノボやらないし、誘われても行かないのを店長は知ってるから」
「でも……」
「それよりあんたは自分が悪者になりたくなくて〇〇ちゃんに嘘をつかせたよね?あんた友達に嘘をつかせて平気なの?」
「それは悪いと思ってる」
それからしばらく彼女の「さかこちゃんだってひどいよ!」的な反論をされましたが、私はまったく悪くないので、正論で理詰めしました。
「じゃあ〇〇ちゃんに謝りな。あたしはもうあんたを信用できないし、店長ももう知ってるし、誰が紹介してウチの会社でバイトしてると思ってんの?遅刻したりバックレたりを店長が許しても、上司に勤怠報告されたらあたしが怒られるんだけど?わかってる?これ以上迷惑かけないようにもうウチのバイト辞めて」

言っててひどいなと自分でも思いましたが、ここまでしないといけないと思ったんです。Sさんの件もあるし、彼女が上京してから私も周りもどれだけ迷惑したかを理解させないと。
「二度と関わりたくないから私にも連絡しないで」
その翌日、元友人はバイトを辞め、私にも関わらなくなったので一件落着です。
か、しかし。

元友人、私の長年の友人をマルチまがい商法に誘う

彼女とは縁を切ったから今後は一緒に遊べない、と親友のひろみちゃん(仮名)に話しました。ひろみちゃんは心優しい人で、こんな私とも現在まで25年ぐらい仲良くしてくれます。
ひろみちゃんは優しいから「さかこちゃんが付き合いをやめても私は付き合う」と言いました。それはひろみちゃんの自由だから口出しはしません。

ある日、ひろみちゃんと二人で話していたら、元友人が常連客になっている飲み屋のみんなとサーフィン旅行に行ったと聞きました。
ひろみちゃんによると昼間は楽しくサーフィンをしてたけど、夜になったらいきなりマルチまがい商法の説明会になり、そんなものを知らなかったひろみちゃんは「凄い!」と感動して家に帰ったら、妹さんから「そんなものやるな!」と言われ説明を受けマルチを回避、でも優しいから元友人とは付き合い続けていました。

ところが優しいひろみちゃんの逆鱗に触れたのです。
渋谷のクラブクアトロというライブハウスで見たいライブがあるから一緒に当日券で入ろうと約束していたのに、元友人はクアトロの前で「ライブも見たいけど洗剤を売らないといけないし、どうしよう」と。
ひろみちゃんはこういう「どうしよう」にキレやすいのです。服を選ぶ「どうしよう」には寛大でも、行くのか行かないのかの「どうしよう」はタブーです。

イライラしたひろみちゃんは「じゃあ行けば?私はライブ見る!」と言ってライブハウスに入りました。それを追いかけていればひろみちゃんは許したはずなのですが、洗剤を売りに行ってしまったので許しませんでした。

ひろみちゃんの妹にも迷惑かける

ひろみちゃんは夏にリゾートバイトをするのが好きで、その夏も沖縄にバイトへ行きました。私も沖縄が好きなのでひろみちゃんが働く民宿に泊まりに行きました。
そして聞きました。以下、ひろみちゃん談。

「なんかね、あの子、うちの妹が働いてる店に何度も行って、私の(民宿の)住所を聞いたらしいのね。それでハガキが来たんだけど無視してるの。妹にはあの子にはもう何も教えないでって言っておいた。さかこちゃんが怒った理由もわかってきた」

とうとう面識がない妹さんにまで……。そして謝りの言葉すらないハガキって……。誰でも彼でも許してくれる前提なんだな……。


そしてまた電話がきた

沖縄から帰って約1ヶ月後、突然元友人から電話がありました。
内容は私が仲違いしたJさんのライブに行きたいんだけど、いつあるか知ってる?という失礼なこと。Jさんのライブ情報なんか知るわけがない。元カノみたいな立場の私に聞く話か?
腹が立つのと呆れるのを同時に感じた……。

「知るわけないじゃん、自分で調べなよ。それよりあんた前にあたしに散々怒られて、いきなりその話?普通、前にやらかしたことを謝ってからなんじゃないの?今まで謝ってないよね?あとひろみちゃんの妹さんにもいつひろみちゃんが帰ってくるのか聞いたらしいね!(私は妹さんとも仲良し)妹さんが困ってるのわかんないの?あと私が紹介した美容師の友達の店にもいまだに通ってるらしいね!図々しく割引してもらってんだって?マジで謝る気がないなら電話もしないで!」

ガチャ切りしました。
美容師の友達の件はもうほとんど言いがかりですが。

あんなにたくさんみんなに迷惑をかけても、まったく罪悪感も遠慮もない人っているんですね。

風の噂

友達の美容師から聞いた話だから風の噂ではないのですが、どうやら彼女はお金がないとかで、マルチ仲間数人とルームシェアをして、それでも家賃が支払えずに広島の実家に帰ったとか。

周りの人たちに迷惑しかかけないのに平気な人って本当にいるんです。罪悪感がないとかじゃなく、迷惑をかけたことを自覚してないばかりか、自分は正しいと思い込んでいる感じです。
そうならないように気をつけよう……。

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