今スグはじめれる映像プラニングのやり方とリソース紹介①ショットリスト編
何か映像作品を作りたいと思った時、何から始めたらいいのかな、と戸惑うことはありませんか?そんなあなたが今日から始めれる、プラニングの方法とリソースの第一回ショットリスト編の記事を公開します。
1. 箇条書き
どんなショットをどのくらいの広さ、アングルで撮るのかというのを箇条書きをするということであれば誰でもスグできます。このような方法でショットリストを作るのは、被写体をあまりコントロールできないライブイベント、旅動画、行き当たりばったりのドキュメンタリースタイルの撮影にオススメです。どんなものを撮ろうかというを先に意識し、プランする場合と、全くノープランで撮影に出かける場合とでは、完成品に大きな差が生まれます。
自分が昔撮ったWedding Film用に作った箇条書きショットリストを貼ります。(英語です、申し訳ありません。)
2. ショットリスト
これに関しては、ExcelまたはGoogle Spread Sheetを使うのが有効的です。自分が表を作る時は、シーンとショットに番号の振り分け、外なのか中なのか、画角の軽い説明、カメラの動きと高さ、焦点距離、ショットの広さ、それにプラスして追加事項を付け加えます。追加事項、スロモなのか通常スピードなのかなどメモみたいな欄として使います。これを現場に持ってくると一個一個のシーンと次のシーンに何が必要なのかわかり、スムーズに撮影が進みます。それにプラスして、撮るショットの順番に並び替えておくと大いに活躍すること間違いなしです。これは中から大の大きさの現場でなおかつ物語やコンティニュイティーなどがあまり関係ないプロジェクトに有効です。
3. 絵コンテ
英語では"Story Board"と言いますが、これは、実際に頭の中でショットを意識し、視覚に落とし込む方法です。人によって色々な方法がありますが、自分が一番好きなのは実際に絵を描く、という方法です。しかし、パソコンに強い方であれば、AdobeのIllustraterやPhotoshopなどのアプリケーションを使う方法もとてもいいでしょう。また、ウェブには色々なリソースが転がっています。例えば、
Storyboarder
https://wonderunit.com/storyboarder/
自分は使ったことないので感想を書くことはできませんが、周りのFilmmaker仲間が使っていたのを見たことはあります。これらのサービスを有効活用するのもいい方法かと思います。短編映画やナラティブと呼ばれる物語やコンティニューが必要となってくる大きなプロジェクトには必須です。シーンの前後のつながりが重要な作品の場合は、ショットリスト、絵コンテの両方を作成し、十分に備えるべきでしょう。これらのプロジェクトは準備が命です。
箇条書き、ショットリスト、絵コンテについて解説させて頂きました。この三つまたはそのハイブリッドの方法で自分のプロジェクトにベストなプランニングの仕方を次から試してみてください!
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