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サイバーパンク2077 DLC 「仮初の自由」 ストーリー解説 塔エンド (新エンディング)編

サイバーパンク2077のDLC(拡張パック)「仮初の自由」のストーリー解説記事を作成しました。

※ 注 : サイバーパンク2077 DLC「仮初の自由」ストーリーのネタバレを含みます。

DLC「仮初の自由」全ての記事へのリンク

前半編(ルート分岐前)、ソングバードルート編、リードルート編、塔エンド(新エンディング)編の〝全てのストーリー解説へのリンク〟は下記になります。


読んでいただく前の注意点


ストーリーの解説に特化


このストーリー解説は、サイバーパンク2077 DLC(拡張パック)「仮初の自由 」のストーリーを理解するための解説であって、ゲーム攻略サイトではありません。


エンディング分岐について

DLC「仮初の自由」ではメインジョブ「着火剤」で、2つのルートに分岐します(A : ソングバードルート、B : リードルート)。更にそれぞれのルートで2つづつ分岐があるので、最終的には合計4つのエンディングに分岐します。

[ A : ソングバードルート ]
① ソードのキング(塔 : 新エンディング)
② ワンドのキング

[ B : リードルート ]
① ペンタクルのキング(塔 : 新エンディング)
② カップのキング

ルート分岐図


前半編(ルート分岐前)、ソングバード編、リード編のストーリー解説へのリンクは、この記事の上部・下部に貼っております。


目次


塔エンド(新エンディング)編

新合衆国ラングレーでの手術へ

後日、リードから連絡があって、新合衆国の神経外科医達がVの治療の準備が整ったとVに伝えられます。

Vは迎えに来た新合衆国のAVに乗って、治療のためにナイトシティを去ってラングレーへ向かいます。

Vを迎えに来たFIA

ジョニーとの別れ

その飛行中のAVの中でVの手術によって排除される事になっているジョニーと最後の会話をします。

Vはジョニーとの別れがとても辛くなって、AVに搭乗しているドクターから、非常に強い感情反応を検知したと言われます。ドクターの判断で脳への負担を軽減するためにVに麻酔が打たれます。

麻酔によってVの意識が薄れていきます。最後にジョニーは「お別れのようだ、V。ひとつ約束してくれるか?決して諦めるななんて事は言わねえ。時には手離す事も必要だ...。ただ何があっても、お前はお前でいてくれ。おやすみ、V。いい1日だった。」とVに言います。それと同時にVは眠りにつきます。

そして、手術へ。

病室でリードとの再会

Vが手術から目覚めると目の前にネクタイを締めたリードがいました。

Vはリードと色々な話をします。リードにソミの事を尋ねると、ソミは無事だそうですが、リードにもソミの情報は入ってこなくなったとの事です。

リードはVに語りかける様に話を始めます。Vの手術は成功した事。しかし、記憶痕跡を除去をするにあたって神経系が損傷を受けて、負荷のかかる戦闘用などのクロームを埋め込む事が出来ない身体になってしまった事。それからVが2年間眠っていて今が2079年である事を告げます。

リードからVがこの様な身体になってしまった経緯について説明を受けた後、最善は尽くしたと言われます。Vはナイトシティへ戻りたがります。しかし、リードはVに、その身体では以前の様に生きていくのは無理で、ナイトシティに戻っても失望するだけだと言って引き止めます。

FIAはVに感謝しているので、ラングレー(新合衆国)で働ける様に手配する事も出来ると、リードははFIAでの雇用をVに提案しました(デスクワーク)。

しかし、Vはそれについては今は突然過ぎて決められないし、自分らしくないとの事で、とにかくナイトシティへ戻りたいとリードに言います。

ナイトシティの恋人や友人達へのホロコール

Vは病室からナイトシティにいる恋人や友人達へ連絡をする事にしました。

しかし、2年間の間にVの恋人や友人達の状況が大きく変わってしまっていて、Vが望んでいなかった会話をする事になります。

しかし、唯一ヴィクターだけは以前と変わらない様子でした。Vが手術によって以前の様にクロームが付けられなくなってしまった事を伝えると、ヴィクターは「医者にそう言われたのか?とんだヤブだな。きっと何かを見落としているだけだ。俺のところへ来い。」と言います。

ナイトシティへの帰還

Vは久しぶりにナイトシティへ戻ってヴィクターのクリニックへ向かいます。Vはヴィクターとの久しぶりの再会に喜びます。

しかし、ヴィクターは以前の自由な自営業では無くなっていて、企業(ゼータテク)の圧力に屈して、ゼータテクの請け負いリパードクになっていました。それによってクリニックの雰囲気も以前のアットホームなクリニックとは違って、冷たい雰囲気に変わってしまっていました。

更にヴィクターと組んでいたミスティも環境の変化によるストレスで、既に引っ越していなくなっていました。

Vは「おかしなもんね。あたしはずっと死を恐れていた...。恐れるべきは死なんかじゃなかった。あたしの知る全てが変わっていく事よ。」と言います。

その後、Vはヴィクターに身体を診てもらいます。ヴィクはVの身体をスキャンすると「こんな状態は初めて見た...。」と言った後、なんとか治せないか検討をします。しかし、ヴィクは「V...。俺が間違っていた。すまない。」とVに謝罪します。

Vは落胆します。

Vはヴィクと別れてクリニックを出た後に、路上でチンピラに絡まれて、反撃も出来ないまま殴られて路上に倒れてしまいます。

ナイトシティへ戻ってきたものの、Vを取り巻く全てが変わってしまっていました。

ミスティとの再会

その後路上で、偶然荷物を取りに戻って来ていたミスティと再会します。ミスティはこれから空港へ向かってナイトシティを離れて、ポーランドの自然豊かな場所へ引っ越すとの事でした。

Vはミスティにこれまでの経緯を説明すると、ミスティはVに「これからは私みたいな普通の人として生きていくのよ。路地裏は避けて、銃声を聞いたら逃げる。それだけ。その他大勢の世界へようこそV。」と言います。

Vは「次に何があるか、何をしたらいいのか...。もう何も分からなくなった。」とミスティに言います。

ミスティは「あなたをここに縛り付けるものはない。離れたっていいのよ。それが、その他大勢に許された唯一の特権。何処かで新しい暮らしを始めてみたらどう?道はいくらでもある。あなたは自由よV。そして、選んだ道の先で喜びが見つかる事を祈ってる。」と途方に暮れているVに前向きな言葉をかけます。しかしVは未だそのミスティの言葉を受け入れられる精神状態にはなっていない様です。

Vはタクシーに乗るミスティを見送ります。

その後、Vはナイトシティの雑踏の中に、その他大勢の1人として消えていきます。


トロフィー : 「塔」の獲得。

塔エンドは以上になります。


前半編(ルート分岐前)は下記をクリック


ソングバードルート編は下記をクリック


リードルート編は下記をクリック


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長文を最後まで読んで下った方、誠にありがとうございました。

・このストーリー解説を書いた人: IRUKA ROCKETS
・X ユーザー ID : @IrukaRockets

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