小学生が漢字を嫌がったときの対処法(我が家調べ)
一番目の息子の話である。
彼は今中学2年生であるが、小学校3年生くらいの時に漢字が嫌になって宿題が出来なくなったことがある。
確か曜日の「曜」という漢字だったとおもう。
その頃の宿題は書き順を一つ一つばらばらにして書いていくという作業があった。画数が多くなった「曜」ができててかなりイライラしている。
公園行ってドッジボールやカードゲームがしたいそれなのに曜日の「曜」の画数の多さったら、、、!!という感じであろう。
「ママ、もう漢字いやだ・・・」泣いている。
私も前から書き順の宿題に関しては、やり直しに必要性が感じられず、無駄に時間をかけてるなとおもった。それに目の前の彼はお友達と遊びたがっているのだ。こんな無駄なことに一分でもかけるならば太陽の下で遊んできてほしい。
心からそう思った。
「もういいんじゃない?漢字、やらずに学校もって行きなよ。いいでしょ」「それはいやだ、忘れ物になるから、それはいやだ」と泣いている。
変なところで完璧主義だ。
しばらく同じようなやり取りが続いたが、らちが明かないので「じゃあさ、もう先生にうちは漢字の宿題は必要ありませんって電話しとくね」と言ってみた。そしたらあっさり、「うん、おねがいね」とボールを持って出かけて行った。
その後担任の先生に電話した。「漢字の宿題の件なんですけど、かなり本人の負担になっていて、私も必要性が今のところ見当たらないのでもうやらせずにしばらく見守りたいのですが」
先生「。。。そうですか、ご本人の負担になっているようならばそれでこちらも様子を見たいと思います」
私「将来書類など記入するときに分からない漢字があれば、机の下でパパっと携帯で調べなさいと指導してありますので。」(←どんな指導?)
先生「(笑)そうですね職員間でも漢字の宿題のあり方については議論があがっているところです」とのこと。
そうだよね、そりゃ漢字は書けたに越したことはないけどやりたくなったらやればいいもんねとその時母は直感的に思ったのだ。
この後中1辺りで一度漢字に苦しむことを彼は経験する。しかし、周りにいた帰国子女達(公立の近所の中学校だが、帰国子女の多い地域)が同じように漢字に苦しむのを見てほっとしたという。
あんたが留学してたのは公園やで!!海外でも駅前でもないで!と思いながらまあいいやと見守った。
ここからが、今漢字に苦しむお子様を持つ保護者さんに伝えたい事!!
漢字は。。。本人がやば!って気が付くまでほっておいても大丈夫!!(完全に我が家調べ)笑
やりたいと気が学び時とはよく言ったもので、本人が「学びたい」とおもわないとやはり学ぶのは難しいですよ。と思うのです。
これは漢字以外でも同じこと!!
今現在中2後半の彼は「漢字検定うけてみようかな」っていうほど漢字が好きになっています。その理由はテストで漢字で点を落とすのはもったいないと気づいたこと。(痛い思いをしたようです)そしてなんだか漢字の良いアプリがあってそれにはまったといういうことです。
その子その子でペースがあるので、やっぱり本人の「やる気がでるまで見守るのがいいのではないかな、怠惰な母でごめんね~という記事です。
漢字を嫌がるお子様の困っている保護者様の何かヒントになればなあと思います。
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