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週刊文春の松本人志セックスアテンド問題記事のまとめ

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週刊文春の松本人志「性加害」記事も第4弾まで発表され、登場人物がにわかに増えてきたので整理したい。

【週刊文春の松本人志「性加害」特集記事 目次一覧】
①《呼び出された複数の女性が告発》ダウンタウン・松本人志(60)と恐怖の一夜「俺の子ども産めや!」(2024年1月4日・11日号(2023年12月26日電子版))
②松本人志「SEX上納システム」3人の女性が新証言《恐怖のスイートルームは大阪、福岡でも》小沢一敬だけじゃない“女衒役” M­­-1王者、“接待役”米進出芸人(2024年1月18日号(2024年1月9日電子版))
③《新証拠入手》6、7人目の告発者が…松本人志「ホテル室内写真」と「女性セレクト指示書」(2024年1月25日号(2024年1月17日電子版))
④「松本人志さんから19歳の夏に…」元タレントが実名顔出し告発(2024年2月1日号(2024年1月24日電子版))
⑤《10人目の新証言》松本人志「私の顔を無理やり下半身に…」マッサージ店での暴挙を女性店員&夫が告発(2024年2月8日号(2024年1月31日電子版))

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b7696?page=1

・告発女性はA子~I子までの匿名女性9人と実名告発者1人の10人。
・出てくるアテンド芸人は、東京の小沢、大阪の渡邉センス・たむけん、福岡の黒瀬・後輩芸人Y、名古屋のピン芸人Zの6人。
・構成作家Xは2010年代の告発にはほぼ毎回同席者として名前が出ている。
・告発女性で強い怒りを表明しているのは、A子・B子・H子・大塚氏・I子の5名。C~G子は松本らに対して呆れや虚しさの表明はあっても怒りは書かれていない。
I子は今年になって警察に被害届けを提出した(時効のため「事件」として立件されず「相談」の受理のみ)。
・C~G子の大阪・福岡の記事は、セックスをアテンドする飲み会が日常的に行われていたことと、飲み会で取り巻き芸人が松本と女性を2人きりにさせる段取りが毎回あったことの裏付けとして掲載したものだろう。

告発女性まとめ

週刊文春のジャニー喜多川追及記事との比較

 週刊文春による松本人志「性加害」問題追及キャンペーンについて、世の中の動き方が、かつてのジャニー喜多川の性加害追及キャンペーンの時と似ているという声が少なくない。
 松本人志の「性加害」の文春記事は、現在第5弾まで発表されている。
 
 一方で、ジャニー喜多川の性加害問題の追及記事は、第14弾まで続いた
 週刊文春は、松本人志の「性加害」だけでなく、後輩芸人や吉本興業全体の醜聞にまでキャンペーンを広げる可能性がある。となると今後も特集記事が出続けることになる。

【週刊文春のジャニーズ問題キャンペーンの14週の目次タイトル(発売日は発行号日の一週間前】
①TVも新聞も絶対報じない:青山孝元フォーリーブス衝撃の告発芸能界のモンスター「ジャニーズ事務所」の非道(1999・10・28号)
②「芸能界のモンスター」追及第2弾元メンバーが告発:ジャニーズの少年たちが耐える「おぞましい」環境(1999・11・4号)
③「芸能界のモンスター」追及第3弾:ジャニーズの少年たちが「悪魔の館」合宿所で強いられる“行為”(1999・11・11号)
④追及キャンペーン4マスコミはなぜ恐れるのか:テレビ局が封印したジャニーズの少年たち「集団万引き事件」(1999・11・18号)
⑤追及第5弾芸能界のモンスター:ジャニー喜多川は関西の少年たちを「ホテル」に呼び出す(1999・11・25号)
⑥芸能界のモンスター追及第6弾:ジャニーズOBが決起ホモセクハラの「犠牲者」たち(1999・12・2号)
⑦芸能界のモンスター追及第7弾小誌だけが知っている:ジャニー喜多川「絶体絶命」(1999・12・9号)
⑧芸能界のモンスター追及第8弾:ジャニーズ人気スターの「恋人」が脅された!(1999・12・16号)
⑨噴飯告訴に答える追及第9弾:ジャニー喜多川殿ユー、法廷に立てますか?(1999・12・23号)
⑩追及第10弾:外国人記者が「ジャニー喜多川ホモ・セクハラは日本の恥」(1999・12・30号)
⑪キャンペーン再開!:“ジャニーズ裁判”元タレントはなぜ「偽証」した(2000・1・27号)
⑫徹底追及第12弾!:ジャニー喜多川よ、ファンもこんなに怒っている(2000・2・3号)
⑬世界の恥!追及13弾:NYタイムスも報じたジャニー喜多川「性的児童虐待」(2000・2・10号)
⑭ピュリツァー賞記者が激白追及第14弾!:ジャニー喜多川「性的虐待」日本のメディアは腰くだけ(2000・2・17号)

週刊文春1999・10・28号~2000・2・17号までのジャニーズ醜聞記事の見出し一覧https://mina.ndl.go.jp/books/R100000039-I3376828

 松本人志は第一弾記事が出た後の2024年1月8日に活動休止を、第三弾記事が出た後の2024年1月22日に提訴したことを発表した。吉本興業は裁判には加わらなかった。週刊文春は松本の提訴発表後も第4弾記事を出した。
 
 ジャニーズ事務所とジャニー喜多川は、1999年11月に第8弾の記事が出た後に週刊文春を提訴した。週刊文春は、提訴された後も記事を14弾まで続けた。

週刊文春が完全敗訴したAKB「喜び組」裁判

「AKB48は事務所社長の『喜び組』」との衝撃的な見出しで報じた週刊文春の2010年2月18日号(10日発売)。国民的アイドルグループも、その前年の2009年10月に、14弾シングル「RIVER」がオリコンウィークリーで1位を獲得し、ここから国民的アイドルグループへの道を上っていった。その頃の報道だけに、衝撃は大きかった。

http://akb48glabo.com/archives/4572401.html

 当時AKB48のマネジメント会社の社長だったK氏がAKBの主要メンバーを愛人にしているかのような記事を週刊文春が書き、文春はK氏から名誉毀損侵害で1億円以上の賠償金を請求される訴訟を起こされた。
 文春記事の内容は、・主要メンバーの篠田がK氏と同じマンションの別の部屋に住んでいる、・スタッフが篠田の私物の中にK氏名義のクレジットカードを見たという目撃証言、というところから「篠田はK氏のお気に入りで、K氏は自分のクレカを使い放題させている」という記事を書き、さらに・元メンバー(匿名)による「自分はK氏の愛人だったから他のメンバーも…」という推論含む証言を掲載して、篠田が愛人であるかのようにミスリードをさせるものだった。
 裁判では文春は証人を用意することもできず、判決文では「不適切な関係があったと推認することは難しい。問題になった部分のほとんどは真実ではなく、真実と信じる理由もない」と書かれる始末で、賠償金165万円の支払いが命じられた。
 松本人志を文春に告発したA子さんは、裁判になったら証人に立つと今のところは話している。

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