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ポケモンを買おうと思ったら間違えた

タイトルにあるようにポケモンの新作を買おうかとSwitchのゲームを覗いていたところ、このゲームを発見してしまったのです。

タイトルは「NEEDY GIRL OVERDOSE」

あめちゃんという女の子(かわいい)が超絶最かわてんしちゃんこと「超てんちゃん」という名前で動画配信を行い、30日間でフォロワー100万人超えを目指す内容です。



プレイヤーは超てんちゃんのピとなって、配信活動を裏で支えていきます。
配信のためにネタを探し、オタクたちの心を掴むため、ファンサービスを行ないます。ただしストレスがかかる。

超てんちゃんはとても傷つきやすいので、ケアをしないと時々病んでしまうのです。


そんな超てんちゃんは、なんとTwitterでも大人気。現時点でフォロワーはおよそ33万人です。


そしてYouTubeでも大人気。これまたなんと主題歌は580万回以上も再生されています。



話を戻してポケモンではなく全く別のゲームを購入してしまったわけですが、これが大当たり。

SNSでもブランディングが大事ですよ、といわれますが(個人的にめっちゃ苦手)このゲームをプレイして、その大切さがよく理解できました。

超てんちゃんとして活動する傍ら、悩みを抱えながらも頑張ろうとする姿勢。しかしピの存在には依存してしまうあめちゃん。

プレイヤーにはあめちゃんの不安もフォロワーには見せない本心も、全てをまざまざと見せつけられます。

超てんちゃんは顔は超かわいいのですが承認欲求は強く、まぁ色々と問題を起こす傾向のある子、といった設定です。


プレイヤーの行動によってエンディングが変化するため、良くも悪くも様々な面を見せつけられます。

良い未来にするためには、配信ばかりではなくこみゅにけーしょんをとったり、おでかけをする必要があります。

お菓子()を食べすぎると、超ぶっとんでしまうので止めてさしあげたい。


ブランディングとなんの関係があるんじゃい!と思うかもしれませんが、超てんちゃん・あめちゃんという人間像が凄すぎるんです。めっちゃ差別化できてます。

パーソナルブランディングってやつですかね。


商品を売るためには物語性をつけることが重要であるとはよくいわれますが、評価の高いゲームや漫画もその通りですよね。
ゲームだとシステムやら音楽やら色々関わってくるため、さらに難しそうです。


人生の悩み苦しみは事実に物語を付加するからであるといいますが(いきなりの精神世界的解釈)彩りを与えてくれるのも、また物語なのです。

僕がポケモン買おうとしたらなぜか別のゲームを買ってしまったように、人生では思いもよらない現象が起こることがあります(壮大)

その現象とは、出会いです。もちろん出会いがあれば別れもあります。

その全てが気づきのチャンスであり、慈しみにも繋がるのです。


僕の今回の出会いとは、超てんちゃんだったのです。


おしまい

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