入管問題調査会

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入管問題調査会定例会 2024年5月17日 午後7時~午後9時 支援者も拘束される?!〜改定入管法で収容施設の処遇はこう変わる

日時  2024年5月17日 午後7時〜午後9時 テーマ 支援者も拘束される?!〜改定入管法で収容施設の処遇はこう変わる 報告者 児玉晃一さん(弁護士)  改定入管法の施行が迫ってきています。法案審議の過程であまり議論にならなかった収容施設での処遇ですが、支援者も拘束される可能性があったり、運動の機会が減ったりと、重大な改定が加えられていました。  今回は、2024年3月に現代人文社から出版された「2023年改定入管法解説」を執筆した弁護士の児玉晃一さんから、改定された入管法

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    • 入管問題調査会定例会 2024年3月28日 午後7時~午後9時 「技能実習制度・特定技能制度見直しは、どうなるか?」〜問われる日本の外国人労働者政策 +永住取消

      【3月26日追記】 今国会で審議予定の法案に、永住取消制度が盛り込まれました。この点について、急遽、鈴木江理子さんに10〜15分ほど解説をしてもらうことになりました。 ========================== 日時  2024年3月28日 午後7時〜午後9時 テーマ 「技能実習制度・特定技能制度見直しは、どうなるか?」     〜問われる日本の外国人労働者政策 〜 報告者 旗手 明さん(自由人権協会理事、移住者と連帯する全国ネットワーク運営委員)  2023

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      • 入管問題調査会定例会 2024年1月26日 午後7時~午後9時 教えて!佐々木さん(元出入国在留管理庁長官)

        日 時 2024年1月26日 午後7時~午後9時 テーマ 教えて!佐々木さん 報告者 佐々木聖子 元出入国在留管理庁長官 入管問題調査会では、過去3回、元入管職員をお迎えして、体験談を中心に貴重なお話を伺ってきました(第11回、第28回、第30回 https://note.com/irtf/n/nef4bb37ec572)。 今回の定例会では、出入国在留管理庁初代長官でおられた佐々木聖子さんを講師にお迎えします。特にテーマは定めず、佐々木さんに質問したいことを募集します。貴重

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        • 定例会 2023年11月27日 午後7時~午後9時 「難民申請者の在留制限に対する国家賠償請求事件」

          日 時 2023年11月27日(月)午後7時~午後9時 テーマ 難民申請者の在留制限に対する国家賠償請求事件 報告者 難民国賠弁護団のメンバー 2023年7月24日、東京地方裁判所で、難民認定申請者が行った在留期間更新許可申請に対する、東京出入国在留管理局長が行った不許可処分について、国家賠償を命じる判決がなされました。 原告代理人を務めた弁護士から、裁判における判断のポイント等についてのお話を伺い、今後の難民認定申請実務はどのようにあるべきかを、皆さんと一緒に考えたいと思い

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          入管問題調査会特別企画 中高生のための移民・難民講座 2023年10月14日10時

          日 時  2023年10月14日 午前10時〜午後0時 テーマ 中高生のための移民・難民講座 お相手 児玉晃一・駒井知会(いずれもマイルストーン総合法律事務所所属弁護士) 2023年6月に入管法改定案が成立してしまいましたが、その審議過程を通じて、多くの方の関心が高まりました。児玉、駒井のもとには、熱心な中高生から、「難民のことについて直接会って話を聞きたい。」「入管問題について直接インタビューさせてほしい。」という、ありがたいお申し出がたくさん来ています。  ただ、個別のご

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          【終了しました!】入管問題調査会 特別企画 8月29日 19時〜 日本における非正規滞在者の正規化を考える :歴史的・国際的な視点から

          日 時  2023年8月29日 午後7時~午後9時 テーマ 日本における非正規滞在者の正規化を考える :歴史的・国際的な視点から 報告者 鈴木江理子 児玉晃一 2023年8月4日、斎藤健法務大臣は、日本で生まれ育ち、学校教育をうけている非正規滞在の子どもとその家族の在留特別許可を公表しました。これは、日本で初めての一斉アムネスティとも言えます。 しかしながら、その対象が恣意的に限定されていることに加えて、「帰責性のある親」「今回の判断に当たりましては、過去の長期の不法滞在を

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          定例会 2023年9月28日 午後7時~午後9時 「仮放免者の生存権」

          日 時  2023年9月28日 午後7時~午後9時 テーマ 仮放免者の生存権 報告者 近藤 敦 名城大学教授 及び 仮放免者生存権弁護団 2015年9月18日付け「退去強制令書により収容する者の仮放免措置に係る運用と動静監視について(通達)」が発出されてから、仮放免の条件として就労禁止が付される運用が目立つようになり、現在はその運用が定着しました。 しかし、就労を禁止されたら人は生きることができず、現場からの悲痛な叫びは今も止むことがありません。 今回の定例会では、外国人の権

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          入管法成立を受けての入管問題調査会、「全件収容主義」と闘う弁護士の会 ハマースミスの誓いの共同コメント

           まだまだ、これからです。  ネルソン・マンデラ氏はこう言いました。  生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。 転ぶたびに起き上がり続けることにある。  絶対にあきらめない。  改悪を撤回させ、真の改正をするため、進み続け、必ずまた会いましょう。 2023年6月11日 全件収容主義と闘う弁護士の会 ハマースミスの誓い 入管問題調査会 (2023年6月11日 5:42時点の集約 全国104か所)

          入管法成立を受けての入管問題調査会、「全件収容主義」と闘う弁護士の会 ハマースミスの誓いの共同コメント

          定例会 2023年7月27日(木)午後7時~午後9時 「ウガンダ同性愛者難民裁判」

          日 時  2023年7月27日(木)午後7時~午後9時 テーマ 「ウガンダ同性愛者難民裁判」 報告者 川﨑真陽弁護士 中村ちとせ弁護士(大阪弁護士会) 2023年3月15日、大阪地方裁判所で、同性愛者であることを理由に迫害を受けたウガンダ国籍の女性を難民と認めるよう国に命じること等を内容とする判決がなされ、同年4月19日、大阪入管は、同ウガンダ国籍の女性を難民認定しました。 原告代理人を務めた川﨑真陽弁護士及び中村ちとせ弁護士から、裁判における判断のポイント等についてのお話を

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          定例会 2023年7月27日(木)午後7時~午後9時 「ウガン…

          定例会 2023年5月26日(金)午後7時~午後9時 「密室の人権侵害」

          日 時  2023年5月26日(金)午後7時~午後9時 テーマ 「密室の人権侵害」 報告者  高橋 徹(認定NPO法人多文化共生教育ネットワークかながわ副理事長) 1987年の寿・外国人出稼ぎ労働者と連帯する会(カラバオの会)の設立に関わり、1995年の入管問題調査会発足の呼びかけを行い、その後、1997年の移住者と連帯するネットワーク(現在の特定非営利法人 移住者と連帯する全国ネットワークの前身団体)の設立に携わるなど、2000年代以前の入管を知る高橋徹さんから、かつての入

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          定例会 2023年3月20日(月)午後7時~午後9時 「入管法改悪を許さない!」

          日 時  2023年3月20日(月)午後7時~午後9時 テーマ 「入管法改悪を許さない!」 報告者  鈴木江理子(国士舘大学教授、移住連共同代表)、児玉晃一(入管問題調査会代表) 多くの市民の反対によって廃案となった2021年入管法が、骨格を維持したまま、2023年の通常国会に再提出される見通しです。この入管法案のどこに問題があるのか、2021年にはどのような反対運動が展開されて廃案に追い込めたのか、今後どのようにしていくべきなのかを、皆さんと一緒に考えたいと思います。 方 

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          定例会 2023年1月25日(水)午後7時~午後9時 テーマ 「入管の恣意性の歴史的起源をさぐる:1945年から52年にかけて」

          日 時  2023年1月25日(水)午後7時~午後9時 テーマ 「入管の恣意性の歴史的起源をさぐる:1945年から52年にかけて」 報告者  朴 沙羅さん(ヘルシンキ大学文学部講師) 日本の出入国管理制度は、朝鮮・台湾、中国大陸や満州国からの軍人・民間人の引き揚げ及び植民地・信託統治領を含まない大日本国憲法制定時の日本の領土から植民地への引き揚げが実施された敗戦によって始まりました。これらの引き揚げは、戦後日本が体験した最初の大規模な出入国ですが、現在、日本において出入国管

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          定例会 2022年11月22日(火)午後7時~午後9時 テーマ 「からっぽの入管」

          日 時  2022年11月22日(火)午後7時~午後9時 テーマ 「からっぽの入管」 報告者  Aさん(元入国審査官) 「Q 出入国在留管理庁ではどのような人材が求められているのですか。」「A 出入国在留管理庁では、相手のニーズを的確に把握するコミュニケーション能力を持ち、日々刻々と変化する社会・経済情勢の中で、多様化する行政ニーズに柔軟に対応することのできる人材を求めています。」(出入国在留管理庁 総合職入庁案内2022・入国審査官/入国警備官―2022年 入庁案内―)  

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          定例会 9月26日「火事場泥棒を許さない!再提出が予想される入管法案について」

          日 時  2022年9月26日(月)午後7時~午後9時 テーマ 「火事場泥棒を許さない!再提出が予想される入管法案について」 報告者  児玉晃一さん(弁護士)  2021年に国会に提出された入管法案は、国内外からの多くの声が上がり、廃案となりました。  ですが、政府はウクライナ避難民の保護のためには、廃案になった入管法に盛り込まれていた「補完的保護対象者」の創設が必要などとして、法案の再提出を伺っています。  そこで、2021年衆議院法務委員会で、参考人として法案反対の立場か

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          定例会 「元入管職員による入管内部での経験談」 2022年8月26日

          日 時  2022年8月26日(金)午後7時~午後9時 テーマ 「元入管職員による入管内部での経験談」 報告者  渡邉祐樹さん(弁護士)  昨年,名古屋入管の収容施設でウィシュマさんが亡くなり,入管職員の対応が問題になっています。 この事件だけではなく,これまでにも入管職員の対応に問題があったために命が失われたと思われる事件が起きていました。  入管の窓口での対応についても,「『帰れ』の一点張りだった」「怒鳴られた」「侮辱的な言葉を言われた」などの言動が報告されています。  

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          入管問題調査会定例会 6月27日 「生きていけない」仮放免者の実態-「仮放免者生活実態調査報告」を中心に

          日 時  2022年6月27日(月)午後7時~午後9時 テーマ 「生きていけない」仮放免者の実態-「仮放免者生活実態調査報告」を中心に 報告者  長澤正隆さん(北関東医療相談会事務局長) 大澤優真さん(北関東医療相談会事務局スタッフ)  2019年末に3,315人だった仮放免者は、コロナ対策で仮放免が柔軟に活用されたことから、20年末には5,781人に増えています。被収容者にとって仮放免は、収容からの「解放」であり「喜び」であるはずですが、実際には、収容と同様、不自由な状況を

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