ニンテンドー３DSソフト「トモダチコレクション新生活」レビュー。

こんにちは、いりーと言います。

今、自粛ムードで、暇してる人が多いですよね。

みんなSwitchのあつ森をやっているようですが、私はSwitchを買えなかったので、昔やっていた「トモダチコレクション　新生活」を最近やり直しています。

私は、このゲームの続編を熱望しています。

●トモダチコレクション　新生活とは

DSのゲーム、トモダチコレクションの続編。2013年発売。多分今頃安いですよ。私は前作からやっています。

自分自身とか、自分の友人とか、アニメキャラとか、架空のキャラとか、

様々な人物の「mii」（アバターのようなものです）を作り

最大１００人までマンションに住まわせ、そこから生まれる人間模様を楽しむゲームです。

自分でmiiを操作する事はできず、完全に神様視点で見守ります。miiは勝手に他のmiiと友達になったり、親友を作ったり、恋愛結婚、そして子作りまで出来るので

現実世界の人間関係とはまた違った人間関係を楽しめます。

↑某乙女スマホゲーのキャラ達

私はこのゲームを高校2年の時に買いました。

家族やら、高校の友人やら、塾の友人やらを入れていき、自分で作ったオリキャラ、芸能人、いろいろ入れていって

カオスなマンションになっています。今９６人います。

このゲームの面白さは、実際の友人をマンションに住まわせてそこから面白い人間関係が発展していくので、「思わず人に話したくなるゲーム」っていうところなんですよね。

私の友人は、「俺ガイル」の比企谷八幡と結婚しました。あと別の友人が自分の父親と結婚した時は複雑でした。

そしで、なぜ新作を熱望しているかというと、

このマンション、私の高２の時の人間関係が凝縮されているので、

当時仲良かったけど今は完全に疎遠になっている人がたくさんいるんです。そして、当時は好きだったけど今は半ば興味を失ったアニメキャラ達がたくさん。

でも、ゲーム的には愛着の湧いたキャラなので消去することもできない…。古くからいるキャラは大体既婚者なので、残される配偶者もかわいそうです。（ちなみに既婚者のmiiを削除すると、残されたmiiは配偶者の記憶が完全に消えます）

新しいソフトをもう一本買えばいいじゃん、となりそうですが、

このゲームはコレクション要素（食べ物、洋服など）があったり、地味に色んなミニゲームが豊富だったり、「私高２のときこの人たちと一緒に居たんだなぁ…」みたいな、今まで築き上げた人間関係に愛着を持てる素敵なゲームなので

ぜひ美麗な画質で続編を出して欲しいです。

ここからは、私が個人的にプレイして思ったことをだらだら書きます。バリバリゲーム内容について書くので、未プレイの方は読まなくても大丈夫です。

●良い点、前作からの改善点

・miiが喧嘩しにくくなったような気がします。（喧嘩して、仲直りイベントに失敗すると完全に赤の他人になってしまう。破局・離婚もする。最悪）

前作では、部屋でmiiが会話をしだすと９５パーセントくらいの確率で喧嘩していましたが、今回はmii同士の会話を覗いてもそこまで喧嘩には至らなくなりました。

・人間関係の種類がどっと増えたところ。

前作ではただ友達になり、結婚し〜みたいな感じでしたが、今作では一人が他の友人に恋人を紹介したり、友人を紹介したり、

喧嘩をしても「仲直りしたいです」と言い出して復縁することができるなど、人間模様がリアルになりました。また前作では、一人の部屋に二人までしかmiiが入れませんでしたが、今作では四人まで集まれるのでたくさんのmiiが遊ぶ様子が見れるようになりました。

結婚して子供を産んで、その子供を「旅人」としてすれ違い通信で交換できるシステムも画期的でいいですね〜。

●問題点、おすすめしない点

・やっぱり喧嘩が多すぎます。

起動すると、最大三組まで喧嘩している可能性があるのですが、大体三組喧嘩しています。ギスギスしないでよ。

いくら絶縁しちゃおうと、どうでもいい二人組についてはもう面倒臭いので放置しています。

・演出過多

個人的にすごく気になっているところです。

前作は、色んなイベント演出があっさりしており、それがゆるさやシュール感に繋がっていたと思うのですが、

今作はちょっと子供向けになったのか？わかりやすくするためか？演出がクサいです。

例えば喧嘩の仲直りイベントの時、無駄に謝るmiiの顔がドアップになったり、怒っているmiiの顔が微妙〜な角度で映ったり、カメラアングルが何度も変わったり、全体的にドラマ調になった気がします。

別に悪いことじゃないと思うのですが、個人的に前作にあったシュールさをだいぶ損ねている要素だと思います。

・音楽がイマイチ

ごめんなさい。音楽がイマイチです。BGMとして可もなく不可もなくって感じの音楽です。悪い意味であんまり耳に残りません。

・ストリートライブの廃止

これすっごく前作で楽しみだったのに！

言うなれば、どうぶつの森でのとたけけライブのようなイベントです。毎日夜の９時とか、昼の１２時とか、ふんすい広場って場所でランダムなmiiが音楽を奏でます。

わ〜、あいつとあいつセッションしてるじゃん！となるし、何よりその音楽がゲーム内BGMを色んな楽器でうま〜くアレンジしたもので、とにかく秀逸でした。

・LGBTへの配慮がない

これは今時の話題ですね。完全なる異性愛しかできません。海外版では配慮されているらしいですが…。

●こうやってプレイしたら面白かった集

全体的に眺める系の暇なゲームなので、最後に、私がいろいろ試して楽しかった行為を書いていきます。既プレイの人しか通じません。

・女子会、男子会では目をつぶってDSを開き、声だけでどのmiiが集まっているか予想する。

・レベル２０を超えたmiiに服をあげるとき、目をつぶって服を選ぶ。

・朝市の食べ物を mii全員に配る。大抵一人は超大好物だったりする

・喧嘩で仲直りに成功した後につぶやくmiiの一言を、「その喧嘩の原因だったんだ」と考えると想像力が膨らんで楽しい。「割と腹を立てやすいタイプです」とか言い出すと、おーってなる

・好物あるある：あ行の食べ物で埋まりがち

・「鮎の塩焼き」「いくら」をあげたらそのmiiがしょっぱいもの好きかどうかはわかる。鮎の塩焼きの消費量が多い

・あと、飲み物は手軽にあげられるので飲み物の消費量も多い

・甘党のmiiは面白いくらいスイーツだとなんでも喜ぶのでスイーツしかあげられなくなってくる

後半ただのあるあるやん。好きなゲームについて語れて楽しかった。

以上で終わります。長々とありがとうございました。

いりー