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一発撮りオーディション "THE FIRST TAKE STAGE" を全力で応援するnote

次にブレイクする(であろう)20歳前後のニューアーティストをいちはやく追っておきたいな……という音楽ファン仲間の皆さん、今がチャンスですよ。

ソニーミュージック提供 "THE FIRST TAKE" による一発撮りオーディション THE FIRST TAKE STAGE が、5/22にセミファイナル通過者14組を公開し、最終選考に向けた発信を行っています。昨日5/29には、ゲスト選考委員である亀田誠治さんとハマ・オカモトさんによる解説映像『THE BACKSTAGE』第一弾が公開されました。

14人という絶妙にちょうどいい人数のセミファイナリストを追っておけば、彼らと一緒に最終選考をわくわくしながら迎え、若い「推し」アーティストが世に羽ばたくタイミングを、いちはやく目撃することができるわけです。

詳しく見ていきましょう。


THE FIRST TAKE STAGEとは?

国籍不問・性別不問、12〜25歳を対象にした、一発撮りオーディションプログラム。

「一発撮り」のコンセプトで、今やすっかり「定番の音楽番組」として定着した感のある、ソニーミュージックの THE FIRST TAKE ですが、開設1周年となる昨年11月、配信専門レーベル THE FIRST TAKE MUSIC の設立と同時に、本オーディション開催をアナウンス。応募は12月15日に締め切られ、その後の選考が緊急事態宣言下でスケジュール延長になる中、いまセミファイナルの段階ということです。


先週、YouTubeの「登録チャンネル」のリストを眺めていたら、THE FIRST TAKEチャンネルから、黄色い0が並ぶ動画14本がまとめてアップされてたんですね。「これ何だろう」と思いながら、正体が分からずその時は放置していたのですが……(塊でどさっと来るとちょっと「うっ」てなるよね……)

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私が「これ、いいじゃん!」と開眼したのは、きのうたまたま亀田誠治さんのサムネにびびっと来て、"BACKSTAGE" 1回目のプレミア配信を観たからです。すっかり納得し、これは最後まで見届けるぞという気持ちになりました。

楽しみ方① BACKSTAGEを観よう

ゲスト選考委員である亀田誠治さんとハマ・オカモトさんのお二人が対談形式で、セミファイナリストひとりひとりを紹介する番組。公開されている歌唱動画・エントリーシートに加え、「インタビュー映像」が観られるのはこの番組ならではです。

「映像を観ながらコメントする映像」、いわゆる「リアクション動画」の一種と捉えられるのですが、お二人の解説=視点を知ることにより、各アーティストたちに対する解釈が広く深くなり、一気に楽しみが増します。

最終通過1名を選考する「オーディション」なので、まあ結果発表を待って、その「メイキング」を観れば十分楽しめるのですが、現在進行中のセミファイナル選考中に、この質の解説動画を出してくるところが、今っぽいコンテンツ編集の方法だなと思いました。字幕もきっちり入っていてわかりやすいし(THE FIRST TAKEはTBWA/HAKUHODOのお仕事ですが、映像編集のテイストがややテレビっぽい感じw)、亀田さんとハマさんの繰り出す「キャッチコピー」も良い感じに解釈の幅が広いです。

本オーディションの選考ポイントは次の5つ:

1. ORIGINALITY 独自の表現力
2. SKILL アーティストとしての技術力
3. WORDS 言葉の熱量
4. ATTITUDE 唯一無二の存在感
5. HUMANITY 人間として愛されるか

歌唱映像から見えるのは一部分に過ぎません。その外側にあるインタビュー映像とエントリーシートの情報(内容的に、エントリーシートはインタビューの内容を運営がサマリーとして編集したものかも?)、そして歌唱パフォーマンスを、専門家がどのような視点で読み解くのか。その情報が混ざり合うことで、われわれ視聴者もあたかも選考委員の一人であるかのように、各アーティストの表現をじっくり味わうことができます。

BACKSTAGEの冒頭でも説明がある通り、また選考基準を観ても分かる通り、このオーディションは「技術だけでなく、人間性も」を厚く見ているのがユニークなところ。でも長く愛されるアーティストであるということは、結局オリジナリティ、アティチュード、ヒューマニティみたいなところに帰結するのだろうし、歌詞だけではない部分からも感じ取れる「言葉の熱量」がカギになるというのも納得感はあります。この基準はTHE FIRST TAKEっぽいだけでなく、今求められる音楽表現のポイントを突いているのだなと感じました。


楽しみ方② あなたの「推し」を見つけよう

ここからは「誰を応援するか」。熱を持って推せば推すほど楽しめるのが、こうした公募企画の楽しいところです。ダイジェスト8分に全員の歌唱が収められていますが、これを観るだけでも、方向性がさまざまであることがわかります。好みは人それぞれ。結果はともかく、あなただけの「推し」がきっと見つかります。


私の圧倒的推し①は、ざきのすけ。さんです!

というか、BACKSTAGE vol.1 の14分から終わりまでを聴いて、「これは書かねば」という勢いで数ヶ月ぶりの本noteをしたためるに至りました。

BACKSTAGEでは、主に歌詞について語るインタビュー映像のあと、亀田さんが『すごい化学反応だから。』とコメントして歌唱映像に繋げ、ハマさんがつけるキャッチフレーズは、詞でも歌でもない切り口、「身体操作」という点を持ってきたところに、涙が出ました。私ブラックミュージックの系統好きなんですよ。その好きな系統で、若いアーティストが、これだけの表現で勝負しに来ているというのを知れたのが嬉しい。グロウル(がなり声)が入る歌い方も、表情も、語りも詞も、卓越したオリジナリティがあるのでは。

↓オリジナルMVはこちら(既に活動していてYouTube上で過去作品が見える人が多いですね)



推し②は青森出身yuna.さん!


でもこれ歌唱動画一本で推しの理由を言語化するのってめちゃくちゃ難しいですね!

(yuna.さんのこのオリジナルソングは「フルで配信で聴きたい」と強く思いました。あと、yamaずとまよの流れで、映像で顔を出さないパフォーマンスの形がある種「ふつう」として定着したのは、よき流れかなと思います)

女性ボーカルのギター弾き語りだと麗奈さんもnodokaさんもそれぞれに良くて、どの切り口でどう評価されるかわからないし、BACKSTAGEのvol.2以降を聴いたら推しが増えると思います(詳しい話を聴くと情が移るというか、思い入れが強くなる)。Katie Fordさんとか小松右京さんとかhapiさんとかもそれぞれ独特の世界があって、単純比較はできないし。


楽しみ方③ ファイナルを期待して迎えよう

ということでこの先の選考スケジュールは全然分からないのですが、最終的にはグランプリ1名のTHE FIRST TAKE音源がフルで配信されることが確定未来なので、それを楽しみに待ちたいと思います。

0→1へ。

そして、1位になれなくたって、これだけの大舞台でセミファイナルを通過した時点でひとつの大きな壁を十分越えていると思うんですよね(歌唱動画はTFTのチャネルを経由して何万回、何十万回と再生されているわけだし)。この機会に挑戦されている皆さんそれぞれの活躍に、これからアンテナを張っていきたいと思います。

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6/26追記:ファイナリスト4組発表。ざきのすけ。さん突破おめでとう!!hapiさんも麗奈さんも優太郎さんもおめでとう!!!

(セミファイナルの個別動画が非公開になったので貼り替えました)

yuna.さん残念でしたー。でもここ1ヶ月ずーっと彼女のインスタライブとツイキャスを聴いていてすっかりファンなのでこれからも推していきます。



#TFTSTAGE #音楽

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