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インターネットとランダム性。

インターネットによって、
世界の裏側の情報まで取れるようになった。


でも、今のインターネットは、
アルゴリズムが幅を利かせている。


アルゴリズムによって、
個人の趣味趣向が研究される。


そうすると、
もう同じような提案しかされなくなって、
それ以上世界が広がって行かない。
個人として「視野が狭くなった」と感じることも少なくない。


「あれ?
これがインターネットなんだっけ?」


実はインターネット以前の方が、
もっとランダム性に溢れていて世界が広がっていた説。


  • 辞書で単語を調べたときの、前後の単語との出会い。

  • 本屋で欲しい本の横に置いてあった、未知な本との出会い。


こういうものの方が、記憶に残っていたりする。


普通に自分の人生を歩んでいたら、
絶対に出会っていなかったであろうもの。
そういうものとの出会いは、今考えると貴重だった。


ランダム性を得るためにはアナログ!?


今どきランダムに話題を提供してくれるものって何か?


  • いつも見てるVtuberが話題に出す。

  • 本屋に足を運ぶ。

  • AIに「ランダム」に選んでもらう。


ぼくは「名言」が好きなので、
AIに「名言をランダムに教えてくれ!」って頼んだりしますが。


自分から頼まないとやってくれない。
そんなアナログな方法。


そうやって「自分から流れに逆らおう!」
そんな意志がないと、もっていかれてしまう。


おわり


というわけで、
インターネットは発達したけど、
ランダム性に欠けるよね、ということでした。


ランダム性に欠ける。
それどころかインターネット発達のせいで、
書店が潰れていってさらにランダム性が駆逐されてる。


インターネットくん、どうしてくれる?


まあ、多くの人はそうじゃない。
「自分が好きそうな関連したものを提案してくれる方がいいんじゃ!」と思ってる人の方が多いかもしれないけど。


でも、そうやって視野が狭くなるのは、
個人的には、なんとなくイヤかも。


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