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2024年6月期第3四半期 決算発表まとめ

こんにちは。株式会社アイリックコーポレーション(東証グロース:7325)IR担当です。
5月15日に2024年6月期第3四半期の決算発表を行いました。
各資料は下記よりご確認ください。

決算短信
決算説明資料

今回は、2024年6月期第3四半期決算のハイライトを抜粋して説明させていただきます。



業績ハイライト

PL主要項目

 良好なマクロ経済環境を背景に貯蓄性保険を中心とした資産形成商品の販売が引き続き好調だったこと、「スマートOCR」の大型案件成約等により、売上高は5,666百万円。前年同期比+30.0%でした。
第3四半期としては過去最高となりました。
 一方で、採用の強化やベースアップ等により人件費を中心に、販管費及び一般管理費が増加いたしましたが、売上の増加に伴い営業益は359百万円で、前年同期比+175.2%となりました。

売上高と営業利益の四半期ごと推移

 売上高は第2四半期に次ぐ数値で着地し、第3四半期だけに限定すれば過去最高となりました。また、営業利益についても特別損失を計上した昨年同期と比べると大きく改善いたしました。


連結フロー・ストック比率

 売上全体に対するストック売上割合は一時的に低下しました。これは、保険販売事業の主な収益源である販売手数料(フロー売上)が大幅に増収したためです。ストック売上高としては、前年同期比21.1%増と引き続き高水準で推移しております。


事業別の業績概況

事業別構成比

 当社の事業は、「保険販売事業」「ソリューション事業」「システム事業」3軸となっております。
 それぞれの売上高は、保険販売事業が3,179百万円で全体の56.1%、ソリューション事業が1,628百万円で全体の28.7%システム事業は859百万円で全体の15.2%を占めます。


保険販売事業

 イメージキャラクターである俳優の向井理さんを前面に出したWEB広告やSNSなど継続活用し直営店部門の新規来店数が伸長したことや、第2四半期に子会社となったライフアシスト社の新規採用者が大幅に増加したことで、当初予想を大幅に上回り好調に推移いたしました。
 法人営業部門については前年度に新規案件・大型追加契約があったことにより前年同期を下回りましたが、保険販売事業全体の売上は前年より増加いたしました。


ソリューション事業

 複数の大型契約により売上が拡大し、ASシリーズのID増加によりストック売上高が増加したしました。


(AS部門)
 ASシリーズのユーザーID数が12,403IDと堅調に推移したことにより増収いたしました。
 金融機関向けの営業を強化しており、銀行の導入数は地方銀行を中心に39行となりました。(4月に大分銀行様が導入されたことにより現在は40行)
 また、ふくおかフィナンシャルグループ3銀行に対するロボアドバイザーOEM提供をはじめとした新規ソリューション開発も進んでおります。


(FC部門)
 3月末時点のFC店舗数は198と微減しましたが、保険販売事業と同様、向井理さんを起用した広告の効果によりフランチャイズ店舗への送客が大幅に増加したため、増収いたしました。
 引き続き、リクルート活動・既存代理店への追加出店の提案・店舗運営指導要員の派遣など施策を実施してまいります。


システム事業

  子会社である株式会社インフォディオによる『スマートOCR』関連の大型新規受託開発が好調に推移したため増収となりました。官公庁関連提供会社、大手企業、金融機関や生命保険会社などから多くの引き合いがございます。 また、電子帳簿保存クラウドサービス『DenHo』や1月15日より提供開始したエンタープライズサーチ「brox」についてもお問い合わせを多くいただいております。
 一方で営業強化のために積極的に採用活動を行っているため、来期以降さらなる伸長が期待されます。


通期業績予想について

 第3四半期時点の通期計画進捗率について売上高は75.3%、営業利益は96.5%と非常に好調ですが、第4四半期に全体的な人的投資や保険販売事業およびシステム事業への先行投資を予定しているため、通期業績は据え置きとしております。

 すでに29期のラストまで1か月をきっていますが、予算達成に向けて社員一同全力で取り組んでまいります。


お問い合わせ先

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 なお、投資判断に資する重要情報や新しい情報については、東証のガイドラインに則り、引き続き適時開示とHP掲載により行います。
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